2006年10月
2006年10月26日
神戸ユースアカデミー総監督のコラム更新
ガンバ戦のことが書かれていましたが、それよりも気になることが。
>来年から同大会は形態を変えるため、今年はその移行期間として、これまでとルールが変わっている。
これってどういうことなんでしょうか?
そのままの意味なんでしょうが、そんな話は初めて聞きました。
前から1・2年生だけ出場する大会にする、とかいう話は聞いてことがあったのですが、その関係なのでしょうか?
これは、チームによっては3年生には出場させずに1・2年生に経験を積ませるチームもあり、Jユースの最強チームを決める大会としてはふさわしくない、と言う意見なのですが。
何はともあれ、来年のJユースサハラカップが楽しみです。
今年もまだ始まったばかりだけど。
ガンバ戦のことが書かれていましたが、それよりも気になることが。
>来年から同大会は形態を変えるため、今年はその移行期間として、これまでとルールが変わっている。
これってどういうことなんでしょうか?
そのままの意味なんでしょうが、そんな話は初めて聞きました。
前から1・2年生だけ出場する大会にする、とかいう話は聞いてことがあったのですが、その関係なのでしょうか?
これは、チームによっては3年生には出場させずに1・2年生に経験を積ませるチームもあり、Jユースの最強チームを決める大会としてはふさわしくない、と言う意見なのですが。
何はともあれ、来年のJユースサハラカップが楽しみです。
今年もまだ始まったばかりだけど。
2006年10月25日
今、発売されているサッカーマガジンかサッカーダイジェストにアルビレックス新潟・Sの記事が載っていました。
最近、よくいろんなところで言われている「プロ入り後の若手育成の場」の先駆け的存在でしょうか。
そういったこととか書いてあった気がします。
しかし、ここで取り上げるにはそれなりの訳があるわけでして。
それは、グランパスユースの卒業生の稲垣順がこのチームに在籍しているからです。
その雑誌にも写真が載っていました。
彼は、トップ昇格した津田・高橋と同学年で、3年生のときにはキャプテンも務めていました。
ボランチとして闘志溢れるプレーを見せてくれました。
去年のJユースカップをトヨスポに観に行った時に、津田といっしょにいた姿を見かけた気がします。
アルビレックス新潟・Sの公式ページを見ると、レギュラーで試合に出場しているようです。
得点もけっこう取っているようです。
グランパスに来てくれないかな…。
無理だよね…。
今のグランパスはあんなだし。
日本に来るとしても、本家のアルビレックス新潟なんでしょうね。
惜しいことをした気がします。
最近、よくいろんなところで言われている「プロ入り後の若手育成の場」の先駆け的存在でしょうか。
そういったこととか書いてあった気がします。
しかし、ここで取り上げるにはそれなりの訳があるわけでして。
それは、グランパスユースの卒業生の稲垣順がこのチームに在籍しているからです。
その雑誌にも写真が載っていました。
彼は、トップ昇格した津田・高橋と同学年で、3年生のときにはキャプテンも務めていました。
ボランチとして闘志溢れるプレーを見せてくれました。
去年のJユースカップをトヨスポに観に行った時に、津田といっしょにいた姿を見かけた気がします。
アルビレックス新潟・Sの公式ページを見ると、レギュラーで試合に出場しているようです。
得点もけっこう取っているようです。
グランパスに来てくれないかな…。
無理だよね…。
今のグランパスはあんなだし。
日本に来るとしても、本家のアルビレックス新潟なんでしょうね。
惜しいことをした気がします。
2006年10月24日
と言っても、グランパスではないですが。
横浜F・マリノスには野洲高校の乾貴士の入団が決まり、FC東京には市立船橋の小山泰志の入団が決まりました。
乾のほうは、去年の選手権の優勝チームである野洲高校でレギュラーで出場していたのでご存知の方も多いと思います。
ミスターセクシーフットボールこと、山本佳司監督も乾のドリブルについて、「エグい」と言っていた気がします。
去年は左のアウトサイドをやっていましたが、今年はトップ下をやっているようです。
マリノスというのは意外な気もしますが、たぶんどこのチームに決まってもそう思った気もします。
マリノスだと、どこのポジションを任されるのか楽しみです。
さて、小山のほうは2年前の選手権のとき、彼がまだ1年生にも関わらずにレギュラーを掴み、準決勝で現グランパスの本田率いる星稜高校と対戦した時に見たことがあります。
その試合で、右サイドから中にドリブルで切れ込み左足で強烈なミドルシュートをゴールに突き刺したシーンは未だに鮮明に覚えています。
山梨県出身の市船だと、彼の2個上の薬袋(みない)もそうだったのでなんとなく覚えています。
薬袋は、確か静岡のどこかの大学に進学したはず。
右サイドバックか右のアウトサイドをやることになるのかな。
もうこんな季節ですね。
選手権の県予選の前に進路を決めておこうということなのでしょうか。
さっぱりした気持ちで選手権に臨んでほしいです。
横浜F・マリノスには野洲高校の乾貴士の入団が決まり、FC東京には市立船橋の小山泰志の入団が決まりました。
乾のほうは、去年の選手権の優勝チームである野洲高校でレギュラーで出場していたのでご存知の方も多いと思います。
ミスターセクシーフットボールこと、山本佳司監督も乾のドリブルについて、「エグい」と言っていた気がします。
去年は左のアウトサイドをやっていましたが、今年はトップ下をやっているようです。
マリノスというのは意外な気もしますが、たぶんどこのチームに決まってもそう思った気もします。
マリノスだと、どこのポジションを任されるのか楽しみです。
さて、小山のほうは2年前の選手権のとき、彼がまだ1年生にも関わらずにレギュラーを掴み、準決勝で現グランパスの本田率いる星稜高校と対戦した時に見たことがあります。
その試合で、右サイドから中にドリブルで切れ込み左足で強烈なミドルシュートをゴールに突き刺したシーンは未だに鮮明に覚えています。
山梨県出身の市船だと、彼の2個上の薬袋(みない)もそうだったのでなんとなく覚えています。
薬袋は、確か静岡のどこかの大学に進学したはず。
右サイドバックか右のアウトサイドをやることになるのかな。
もうこんな季節ですね。
選手権の県予選の前に進路を決めておこうということなのでしょうか。
さっぱりした気持ちで選手権に臨んでほしいです。
2006年10月23日
湘南ベルマーレユースジュニアユースの新しいユニフォームが発表されました。
普段の試合では着用しないで、大会とかの大きな試合のときにだけ着るものだそうです。
そういうのがあるのも面白いですね。
モチベーションも上がるでしょう。
しかも、デザインしたのは、世界のヒデ、中田英寿だそうですし。
いろいろ考えてるんですね。
ユニフォームと言えば、メニコンカップのグッズプレゼントに、メニコンカップのユニフォームを応募したのだが、どうなったのだろう?
欲しかったのにな。
Jユースサハラカップ・Eグループのもう1試合、広島と清水の試合は2?1で広島が勝ったようです。
ますます来週の試合が重要になってきました。
さてどうなることでしょうか…
普段の試合では着用しないで、大会とかの大きな試合のときにだけ着るものだそうです。
そういうのがあるのも面白いですね。
モチベーションも上がるでしょう。
しかも、デザインしたのは、世界のヒデ、中田英寿だそうですし。
いろいろ考えてるんですね。
ユニフォームと言えば、メニコンカップのグッズプレゼントに、メニコンカップのユニフォームを応募したのだが、どうなったのだろう?
欲しかったのにな。
Jユースサハラカップ・Eグループのもう1試合、広島と清水の試合は2?1で広島が勝ったようです。
ますます来週の試合が重要になってきました。
さてどうなることでしょうか…
2006年10月22日
今日のトヨスポ第2グラウンドは、この試合の後にU-18と練習試合をやる横須賀高校(帰宅後に判明)とU-15と練習試合をする東海学園高校も含め、多くの観客が訪れた。
たぶん自分の見た中での最多観客数。
そんな中でのグランパスユースのスタメンは、
久保
新川 花井
中田 福島
吉田
後藤 森本 三宅 酒井
長谷川
と、昨日の予想メンバーとメンバーは同じだが、ポジションが違う。
花井と新川は始めは逆の位置にいたが、すぐにこの位置になった。
プリンスリーグ序盤のころのメンバーがやっとスタメンに揃った。
控えには、GK鈴木規、DF津田・西部、MF磯村・安藤・西山・岸、と昨日の試合に欠場したメンバー。
ガンバ大阪ユースのほうは、
星原 吉本
大塚 池
持留 倉田
下平 池田 本田 原
木下
持留・倉田はボランチというよりも、センターハーフ。中盤はフラットと言ってもいい形。
楽しみにしてた安田はベンチにも入らず。
さて、キックオフ
いきなりの1分に、持留が福島のパスをハーフウェイライン付近でカットし、その勢いで左サイドを突破。グラウンダーの速いクロスに吉本が飛び込むが、GK長谷川が勇気ある飛び出しでこれをキャッチ。長谷川は倒れ込んだが、無事に復活。
対するグランパスも、5分に新川から中田→吉田とワンタッチでショートパスをつなぎ、吉田もワンタッチでDFの裏に浮き球を出す。これに新川が走り込むが、GKがキャッチする。しかし、いい流れだった。
そして、7分。花井の左CKに、吉田がマークを振り切り、ドンピシャのタイミングで飛び込み、ヘッドで合わせ、ゴール。1?0
キックもヘッドも完璧な1点。
ガンバはDFラインを高く保ち、前からプレスをかけてきて、グランパスのDFの判断が少しでも遅れると一気に囲みにきていた。
グランパスは、ディフェンス時には吉田がDFラインをよくフォローしていた。
12分に、福島?から新川にパスが出ると、これをワンタッチで前方にパス、そこに走り込んできた中田が左足でファーサイドに強烈なシュートを打つが、これはGK木下のスーパーセーブ。
打った瞬間には入ったかと思ったが、GKがすごかった。
さらにグランパスは14分に、福島がボールをカットし、自ら持ち込みシュートを打つが、外れる。
15分には、福島のスルーパスにまたも中田が走り込み、今度はニアサイドにシュートを放つが、またGKがナイスセーブ。
中田は、新川と久保の間にできたスペースに効果的に飛び込んでいた。
グランパスがいいリズムで攻めていたが、20分にガンバはキャプテン倉田が中盤でパスカットし、後藤を交わして中に切り込み大塚にスルーパス。詰めてきた酒井を交わし、落ち着いて右足でゴールを決める。1?1
この得点後、試合は膠着状態に…。
膠着状態があけたのはガンバ。
32分、右サイドの池から対角線の星原へ正確なキックが通ると、星原はこれを柔らかいトラップでボールを抑えると、横にいた吉本にパス。ニアを狙ったシュートはGK長谷川がセーブ。
グランパスも36分に、花井の右CKを吉田が右足で合わせるが、勢いが弱く、GKキャッチ。
37分には、花井のパスにオーバーラップしていた酒井が突っ込み、GKと交錯し、ボールがこぼれたが詰め切れず。
44分には下平がシュータリングを放つが、これはGK長谷川がCKに上手く逃げる。
ここで前半終了。
序盤はいいリズムで攻撃できていたが、失点後は悪い流れに。
相手のプレスにボール回しがうまくできず、また大きく前に蹴っても久保が本田に空中戦で苦戦し、ボールが落ち着かなかった。
プレスは広島ほどではなかったが、グランパスの選手間の距離が離れすぎていボールの出しどころが少なかった。
シュート数は、グランパスユースが6本、ガンバユースが4本。
コーナーキックは、グランパスユースが4本、ガンバユースが3本。
後半開始からグランパスユースは選手交代。
酒井を下げて、津田をそのまま右サイドバックに。(試合後の挨拶のときに右足首にテーピングをしていたので怪我かもしれない)
後半キックオフ
グランパスボールでキックオフした直後に吉田が自陣から超ロングシュートを放つが、これはさすがにGKキャッチ。
だが、GKの位置を見る力と積極さはよかった。
3分に、福島が左サイドにサイドチェンジ。これを受けた新川がアーリークロスを入れると、久保がピッタリのタイミングのヘディングでファーに流し込むが、わずかに外れる。
9分、下平が相手陣内にわずかに入ったところでロングシュートを放つ。微妙な変化をしたシュートだったが、GKが落ち着いてノーバウンドでキャッチ。
10分にもガンバ。倉田がハーフウェイからドリブルで仕掛けていき、右サイドの星原にスルーパス。これを冷静に蹴り込み、1?2
さらにガンバは、14分にカウンター。右サイドの吉本から星原にショートパス。シュートはGKが足で弾き出す。
15分には、相手陣内の左サイドからのFKを下平が蹴り、こぼれ球を倉田が振り向きざまにボレーを打つが、これは大きく浮かしてしまう。
22分 グランパス選手交代 中田→岸
この交代により、
久保
新川 花井 岸
吉田 福島
後藤 森本 三宅 津田
長谷川
にフォーメーションを変える。
吉田は割と高い位置をとる。
花井の力をフルに生かせる布陣かと思ったが…。
28分、岸が右サイドで粘ってボールをキープし、前方のスペースに走り込んでいた福島にスルーパス。これを福島がそのまま一人で持ち込み、シュートを打つが、左に外す。
32分、自陣からのFKのこぼれ球を津田が拾い、クロス。花井が難しいボールをトラップしようとするもさすがにコントロールしきれず。
この辺りで、三宅を前線に上げてパワープレーに出る。ディフェンスラインは3バック。
あと、この辺りでガンバの大塚が相手のユニフォームを思いっきり引っぱり警告を受ける。
このあとはグランパスはロングボールを放り込んでいくが、本田の高さに跳ね返されるか、ファールをとられるかで攻撃の形を作れず。
花井にいい形でボールを渡すことができない。
逆に、カウンターを喰らい、星原の快速ドリブル突破を後藤がスライディングで止めたりと、ピンチを作られながら時間が経過していく。
ロスタイム ガンバ大阪ユース選手交代 吉本→鈴木
2分のロスタイムにも効果的な攻撃はできないままに試合終了。
失点後はガンバの強さというか、上手さというか、強かさを見せつけられた。
時間稼ぎも見事だし、リードしているときの守備にも慢心はなく、先週の広島との違いが見えた気がする。
星原を使ったカウンターもよかった。
グランパスユースは、攻撃がどこかちぐはぐで前に向かう姿勢があまり見えなかったのは残念。
パワープレーを仕掛けても、久保・三宅のツインタワーが競り勝てなかったのが痛かった。
守備でも、倉田がボールを持ったときはもっと厳しく当たるべきだったと思う。2失点ともに同じ形でやられたのはよくない。
後半のシュート数は、グランパスユースが3本、ガンバ大阪ユースが6本。
後半のコーナーキックは、グランパスユースが0本、ガンバ大阪ユースが2本。
ここからも、グランパスユースが攻め倦ねていたかが窺える。
選手評()内は背番号
長谷川徹(1)…2失点は相手のシュートの上手さを褒めるべき。他のプレーでは、いつものスーパーセーブはなかったが、安定していた。
森本良(5)…よく相手を抑えていただけに失点は悔しいだろう。出来は悪くなかった。
三宅徹(6)…星原のスピードに苦しんでいた。前への守備は強かった。パワープレーでは起点になれず。
後藤雄平(12)…ガンバのプレスにかかる場面が多かった。彼へのフォローが少なかったのが悪いと思うけど、もっと球離れがよくてもいいと思う。星原の突破をスライディングで止めた場面は3バックの真ん中をやっていた頃を思い出させた。
酒井隆介(11)…攻守ともに淡白だった。怪我っぽいが大丈夫かな。
吉田麻也(13)…攻撃は彼にボールが来なければ始まらない。冷静にボールを左右に散らす姿は頼もしい。糸を引いているかのようなフィードは一見の価値あり。守備でも単独でボール奪取できる。
福島新太(20)…持留・倉田との戦いはおもしろかった。だが、もっとやれるはず。
中田健太郎(17)…前半の2本のシュートは惜しかった。攻撃ではよかったが、守備はまだまだ。
花井聖(7)…ほとんど消えていた。でも、アシストを記録する。もっとボールに触らないと彼の良さが出ない。
久保裕一(10)…試合を通して前線で起点を作れず。本田に完全に押さえ込まれた。後半開始直後のヘッドは上手かったが。
新川織部(19)…いいパスを見せたが、ドリブルも見せてほしいと思ったのは自分だけではないはず。
津田真吾(4)…得意のオーバーラップもあまり見せれず。だが、クロスの軌道は美しい。
岸寛大(25)…攻撃にあまり絡めず。ただキープ力は相変わらず素晴らしい。守備ではマークに付くのが遅れる場面が目についた。
ガンバ大阪ユースの印象に残った選手
倉田秋(6)…相手ボールを中盤で奪い、ドリブルで持ち込み、マークのずれたところにスルーパス、という形は見ていて感心した。スラムダンクで例えると、海南の牧。自分では上手い例えのつもりです。
本田剛士(4)…とりあえずでかい。空中戦強すぎ。久保に仕事をさせず。
大塚翔平(8)…前にどんどん出て行くドリブルは迫力満点。ゴールシーンも落ち着いていた。
星原健太(11)…スピードも、トラップも印象深いが、やっぱり決めるところを決める決定力が一番脳裏に残っている。
木下正貴(1)…前半の中田の決定的なシュートを2本とも止めたのはすごかった。時間稼ぎも警告を受けない程度にやり、そのへんもうまかった。
2戦終えて、1分1敗はよくない。
来週のアウェーでの広島戦までに立て直してほしい。
たぶん自分の見た中での最多観客数。
そんな中でのグランパスユースのスタメンは、
久保
新川 花井
中田 福島
吉田
後藤 森本 三宅 酒井
長谷川
と、昨日の予想メンバーとメンバーは同じだが、ポジションが違う。
花井と新川は始めは逆の位置にいたが、すぐにこの位置になった。
プリンスリーグ序盤のころのメンバーがやっとスタメンに揃った。
控えには、GK鈴木規、DF津田・西部、MF磯村・安藤・西山・岸、と昨日の試合に欠場したメンバー。
ガンバ大阪ユースのほうは、
星原 吉本
大塚 池
持留 倉田
下平 池田 本田 原
木下
持留・倉田はボランチというよりも、センターハーフ。中盤はフラットと言ってもいい形。
楽しみにしてた安田はベンチにも入らず。
さて、キックオフ
いきなりの1分に、持留が福島のパスをハーフウェイライン付近でカットし、その勢いで左サイドを突破。グラウンダーの速いクロスに吉本が飛び込むが、GK長谷川が勇気ある飛び出しでこれをキャッチ。長谷川は倒れ込んだが、無事に復活。
対するグランパスも、5分に新川から中田→吉田とワンタッチでショートパスをつなぎ、吉田もワンタッチでDFの裏に浮き球を出す。これに新川が走り込むが、GKがキャッチする。しかし、いい流れだった。
そして、7分。花井の左CKに、吉田がマークを振り切り、ドンピシャのタイミングで飛び込み、ヘッドで合わせ、ゴール。1?0
キックもヘッドも完璧な1点。
ガンバはDFラインを高く保ち、前からプレスをかけてきて、グランパスのDFの判断が少しでも遅れると一気に囲みにきていた。
グランパスは、ディフェンス時には吉田がDFラインをよくフォローしていた。
12分に、福島?から新川にパスが出ると、これをワンタッチで前方にパス、そこに走り込んできた中田が左足でファーサイドに強烈なシュートを打つが、これはGK木下のスーパーセーブ。
打った瞬間には入ったかと思ったが、GKがすごかった。
さらにグランパスは14分に、福島がボールをカットし、自ら持ち込みシュートを打つが、外れる。
15分には、福島のスルーパスにまたも中田が走り込み、今度はニアサイドにシュートを放つが、またGKがナイスセーブ。
中田は、新川と久保の間にできたスペースに効果的に飛び込んでいた。
グランパスがいいリズムで攻めていたが、20分にガンバはキャプテン倉田が中盤でパスカットし、後藤を交わして中に切り込み大塚にスルーパス。詰めてきた酒井を交わし、落ち着いて右足でゴールを決める。1?1
この得点後、試合は膠着状態に…。
膠着状態があけたのはガンバ。
32分、右サイドの池から対角線の星原へ正確なキックが通ると、星原はこれを柔らかいトラップでボールを抑えると、横にいた吉本にパス。ニアを狙ったシュートはGK長谷川がセーブ。
グランパスも36分に、花井の右CKを吉田が右足で合わせるが、勢いが弱く、GKキャッチ。
37分には、花井のパスにオーバーラップしていた酒井が突っ込み、GKと交錯し、ボールがこぼれたが詰め切れず。
44分には下平がシュータリングを放つが、これはGK長谷川がCKに上手く逃げる。
ここで前半終了。
序盤はいいリズムで攻撃できていたが、失点後は悪い流れに。
相手のプレスにボール回しがうまくできず、また大きく前に蹴っても久保が本田に空中戦で苦戦し、ボールが落ち着かなかった。
プレスは広島ほどではなかったが、グランパスの選手間の距離が離れすぎていボールの出しどころが少なかった。
シュート数は、グランパスユースが6本、ガンバユースが4本。
コーナーキックは、グランパスユースが4本、ガンバユースが3本。
後半開始からグランパスユースは選手交代。
酒井を下げて、津田をそのまま右サイドバックに。(試合後の挨拶のときに右足首にテーピングをしていたので怪我かもしれない)
後半キックオフ
グランパスボールでキックオフした直後に吉田が自陣から超ロングシュートを放つが、これはさすがにGKキャッチ。
だが、GKの位置を見る力と積極さはよかった。
3分に、福島が左サイドにサイドチェンジ。これを受けた新川がアーリークロスを入れると、久保がピッタリのタイミングのヘディングでファーに流し込むが、わずかに外れる。
9分、下平が相手陣内にわずかに入ったところでロングシュートを放つ。微妙な変化をしたシュートだったが、GKが落ち着いてノーバウンドでキャッチ。
10分にもガンバ。倉田がハーフウェイからドリブルで仕掛けていき、右サイドの星原にスルーパス。これを冷静に蹴り込み、1?2
さらにガンバは、14分にカウンター。右サイドの吉本から星原にショートパス。シュートはGKが足で弾き出す。
15分には、相手陣内の左サイドからのFKを下平が蹴り、こぼれ球を倉田が振り向きざまにボレーを打つが、これは大きく浮かしてしまう。
22分 グランパス選手交代 中田→岸
この交代により、
久保
新川 花井 岸
吉田 福島
後藤 森本 三宅 津田
長谷川
にフォーメーションを変える。
吉田は割と高い位置をとる。
花井の力をフルに生かせる布陣かと思ったが…。
28分、岸が右サイドで粘ってボールをキープし、前方のスペースに走り込んでいた福島にスルーパス。これを福島がそのまま一人で持ち込み、シュートを打つが、左に外す。
32分、自陣からのFKのこぼれ球を津田が拾い、クロス。花井が難しいボールをトラップしようとするもさすがにコントロールしきれず。
この辺りで、三宅を前線に上げてパワープレーに出る。ディフェンスラインは3バック。
あと、この辺りでガンバの大塚が相手のユニフォームを思いっきり引っぱり警告を受ける。
このあとはグランパスはロングボールを放り込んでいくが、本田の高さに跳ね返されるか、ファールをとられるかで攻撃の形を作れず。
花井にいい形でボールを渡すことができない。
逆に、カウンターを喰らい、星原の快速ドリブル突破を後藤がスライディングで止めたりと、ピンチを作られながら時間が経過していく。
ロスタイム ガンバ大阪ユース選手交代 吉本→鈴木
2分のロスタイムにも効果的な攻撃はできないままに試合終了。
失点後はガンバの強さというか、上手さというか、強かさを見せつけられた。
時間稼ぎも見事だし、リードしているときの守備にも慢心はなく、先週の広島との違いが見えた気がする。
星原を使ったカウンターもよかった。
グランパスユースは、攻撃がどこかちぐはぐで前に向かう姿勢があまり見えなかったのは残念。
パワープレーを仕掛けても、久保・三宅のツインタワーが競り勝てなかったのが痛かった。
守備でも、倉田がボールを持ったときはもっと厳しく当たるべきだったと思う。2失点ともに同じ形でやられたのはよくない。
後半のシュート数は、グランパスユースが3本、ガンバ大阪ユースが6本。
後半のコーナーキックは、グランパスユースが0本、ガンバ大阪ユースが2本。
ここからも、グランパスユースが攻め倦ねていたかが窺える。
選手評()内は背番号
長谷川徹(1)…2失点は相手のシュートの上手さを褒めるべき。他のプレーでは、いつものスーパーセーブはなかったが、安定していた。
森本良(5)…よく相手を抑えていただけに失点は悔しいだろう。出来は悪くなかった。
三宅徹(6)…星原のスピードに苦しんでいた。前への守備は強かった。パワープレーでは起点になれず。
後藤雄平(12)…ガンバのプレスにかかる場面が多かった。彼へのフォローが少なかったのが悪いと思うけど、もっと球離れがよくてもいいと思う。星原の突破をスライディングで止めた場面は3バックの真ん中をやっていた頃を思い出させた。
酒井隆介(11)…攻守ともに淡白だった。怪我っぽいが大丈夫かな。
吉田麻也(13)…攻撃は彼にボールが来なければ始まらない。冷静にボールを左右に散らす姿は頼もしい。糸を引いているかのようなフィードは一見の価値あり。守備でも単独でボール奪取できる。
福島新太(20)…持留・倉田との戦いはおもしろかった。だが、もっとやれるはず。
中田健太郎(17)…前半の2本のシュートは惜しかった。攻撃ではよかったが、守備はまだまだ。
花井聖(7)…ほとんど消えていた。でも、アシストを記録する。もっとボールに触らないと彼の良さが出ない。
久保裕一(10)…試合を通して前線で起点を作れず。本田に完全に押さえ込まれた。後半開始直後のヘッドは上手かったが。
新川織部(19)…いいパスを見せたが、ドリブルも見せてほしいと思ったのは自分だけではないはず。
津田真吾(4)…得意のオーバーラップもあまり見せれず。だが、クロスの軌道は美しい。
岸寛大(25)…攻撃にあまり絡めず。ただキープ力は相変わらず素晴らしい。守備ではマークに付くのが遅れる場面が目についた。
ガンバ大阪ユースの印象に残った選手
倉田秋(6)…相手ボールを中盤で奪い、ドリブルで持ち込み、マークのずれたところにスルーパス、という形は見ていて感心した。スラムダンクで例えると、海南の牧。自分では上手い例えのつもりです。
本田剛士(4)…とりあえずでかい。空中戦強すぎ。久保に仕事をさせず。
大塚翔平(8)…前にどんどん出て行くドリブルは迫力満点。ゴールシーンも落ち着いていた。
星原健太(11)…スピードも、トラップも印象深いが、やっぱり決めるところを決める決定力が一番脳裏に残っている。
木下正貴(1)…前半の中田の決定的なシュートを2本とも止めたのはすごかった。時間稼ぎも警告を受けない程度にやり、そのへんもうまかった。
2戦終えて、1分1敗はよくない。
来週のアウェーでの広島戦までに立て直してほしい。