2007年11月

2007年11月25日

トヨスポ第2グラウンドに着くとU-13のMIDLAND CHALLENGEが行なわれていた。
JリーグがボルケーノやらヤマトタケルといったU-13リーグを開設しましたが、それとは別にこういった大会を開くグランパスは偉いと思う。


さて、グランパスユースのスタメンは、
     アル
  磯村   奥村
  西部 西山 安藤亮
中田 三宅 津田 三島
    鈴木規

代表帰りの中田もスタメン復帰。
矢田はまだナショトレにお出かけ中。
最近姿を見なかった岸は怪我しているようで、ジョギングと副審をしていた。

星稜高校のほうは、
   15
37    17
 7   33
   2
5 13 8 18
   1

こんな感じ。
3番は鈴木大輔のはず。
試合前のアップ中から、「ぶっ倒す」「ぶち殺す」「ぶっ潰す」など気質の高校生とは思えない言葉が飛び交うほど気合い十分。
ユースと比較する際によく使われる「人間教育」って一体なんなのだろうか、しばらく考えました。


試合はいきなり5分にミスを奪われ、18番のクロスを15番が合わせて星稜が先制する。

初めは星稜の激しく早いプレスに浮き足立ったグランパスだが、徐々に落ち着きを取り戻す。
さらに、3バックにシステムを変え、ペースを自らに呼び込む。

45分にGKのクリアミスを西山がヘッドでアルベスにパス。これを奥村に渡し、ちょっと時間を作ってから上がってきた西山にリターン。これを決めて1?1。


後半はグランパスの流れが続いたが、61分と70分に失点を重ねる。

さらに73分には西山が一発退場。

結局そのまま1?3で試合終了。


グランパスは初めは相手のプレスに驚き、その隙に失点。
しかし、落ち着きはじめ、ボールを大きく動かし始めるとグラペースに。
だが、ボールを持てども相手を崩せない展開が続く。
その内に2失点してしまうという悪い流れの試合でした。

星稜は攻撃の枚数を増やすための3トップではなく、前からの守備のための3トップ。
高い位置でボールを奪い、一気に敵陣に流れ込むファーストブレイクを得意としているようだった。
ビルドアップ関係なく長いボールを蹴ってくるチームにどう対処するのか興味あります。

よかったのは中田。
1ヶ月ぶりぐらいに見たけど、やっぱりいい選手。
絶対疲れとかあるはずなのに、それを感じさせないプレーを披露。
鋭く正確なキックとキレと柔らかさが同居するドリブルはグランパスの武器。
前めでプレーしている姿を見たいです。
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星稜の鈴木大輔は周りへのコーチングが印象的。
試合後はU-17のGKコーチをしていた伊藤裕二さんと話してた。




では2試合目に。
グランパスのスタメンは、
     三浦俊
 鈴木崇     30
中野  原田 29 羽根田
 安藤駿 本多 岩田修
     三浦天

初めは4?4?2かと思ったけど違った。
30番と29番は練習生。

前半はPKを決められ0?1で折り返す。
しかし、後半に爆発。
29番のスルーパスを三浦俊希が左足で流し込み1?1
三浦俊希が1人で持ち込みゴール2?1
30番がGKにアプローチし、ボールを奪い、ゴール3?1
羽根田のグラウンダークロスを33番が決め4?1

4?1の完勝でした。
1試合目とは違い、朴監督の積極的なコーチングが響き渡った。
練習生がいるせいか、あまり決まり事がないようで伸び伸びとプレーしていた。
いい感じで個性がミックスされていておもしろかった。
鈴木崇弘はここだとちょっと抜けてる。
上手さだけでなく、パワーもついてきた。
中野靖也の前へのアグレッシブな姿勢は相変わらず見ていて気持ちいい。
原田の独特な弾道のミドルパスは攻撃のリズムを作った。
そして何よりも三浦俊希がよかった。
爆発的なスピードもさることながら、ゴールへと向かう姿勢がいい。
ストライカーって感じの選手。
絶対にFWとして育ててほしい。

練習生は3人いたけど、29番と30番はすでに通用していた。
今日いた3人がユースに入るとしたらジュニアユースからは何人が昇格してくるのか。
気になるところです。


2試合目に出ていた選手はひさしぶりに見る選手が多くて楽しめた。
見ないうちに1年生はみんな体が大きくなってた。
やっぱりこっちの試合も見ておかないと損するように思いました。
今日もいろいろあったけど、耐え抜いて最後まで見ておいてよかった。
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3バックは全員ボウズでした。








feb4d48b.jpg

禁煙になったらしいので喫煙する人は気をつけてください。

at 16:20コメント(4)グランパスユース 

2007年11月24日

いつまで2度目の更新が続くことやら…。
そんな心配事とは関係なく、今日もサッカーボールは転がり続けています。


グランパスの次に応援していたヴァンフォーレ甲府のJ2降格が決まったそうです。


去年のJ1に旋風を起こしたサッカーも研究された今年は苦しんだようです。
大木監督の言うところの「クロージング」、つまりはフィニッシュの精度やラストパスの質が高められなかったのが原因でしょうか。
どんなに選手が動き回り、ショートパスが繋がっても、最後の仕上げができないと意味がないですからね。
今の甲府のサッカーには優秀なフィニッシャーが必要不可欠のように思います。
今年はずっとそこに苦しんでいたように外からは見えました。
途中で外国人選手を獲得したり、J2からもFWを獲得したり、高卒新人を抜擢したりしましたが、どれも問題解決への決定打にはなりえなかったようです。


気になるのは、大木監督の去就です。

大木監督は、個人的なイメージではフロントが解任することはなくても降格の責任をとって辞任するように思います。
責任感の強そうな顔してますし。

もし辞任したら、どこのチームが獲得に動くのか、しばらく休養するのか、それとも協会入りするのか、と注目です。

at 21:31コメント(0)日本のサッカー 
Jリーグの名古屋グランパスと横浜FCの試合をテレビ観戦。
瑞穂陸上競技場で見るよりもテレビのほうが見やすいかも。

細かい試合内容は書く必要ないでしょう。
感想としては、グランパスは綺麗なサッカーをしようとしすぎて怖さがない。
DFからパスを細かくつなぎ、攻撃陣の空けたスペースを有効に使うサッカーは見ていて楽しめる。
でも、それはそのサッカーで点が取れているとき。
今日のように点が取れないとフラストレーションが溜るだけになってしまう。
デザインに懲りすぎて、電話帳機能がついていない携帯電話みたいな感じかな。
やってるサッカーの方向性は間違っていないとも思うので、大事なのはパスで崩すことに固執せずに、多少は強引なドリブル突破やミドルシュートを仕掛けていくことだと思う。
シュート数の少なさがそれを表してているのではないでしょうか。
no shoot, no goal.です。
それが出来る玉田の出場がなかったのはちょっと残念。


個人個人の出来は普通だった。
本当に普通だった。
だからこそ怖さがないのかな。
吉田麻也は前に見たときよりもフィードを供給していた。
本田圭佑はスピード、ドリブル、運動量、クロス精度ではなく、パワーで勝負する稀有なサイドプレーヤー。
大森はよく攻撃に絡んでいただけに、逆サイドの阿部の攻撃参加の少なさが残念。

横浜FCの三浦知良は動きの量や質はまだまだ若いものには負けていなかった。
でも、キレはさすがに鈍っていた。
ピーク時に比べるとスローモーション見える。
それに振り切られていた米山は…。


試合終了後にはフェルフォーセン監督が場内を挨拶して回っていました。
本当にいい人だし、監督です。
グランパスの監督に正式就任する前なのに2年前のトヨスポでのJユースカップを見に来ていた姿を僕は忘れることはないでしょう。
PSVでの成功を祈っています。






そんなグランパスのセカンドチームはAS Laranjaとの練習試合を2?2で引き分けたようです。


大丈夫か、セカンドチーム。
大丈夫じゃないか。







昨日の尚志高校との練習試合は4?2で勝ったようです。


勝ったことはいいけど、三浦俊希の2得点を見れなかったのは痛い。
来年に期待している選手なだけに…。
どんな嫌なことがあっても一度見始めた試合は最後まで見なければ、と折れやすい心に誓いました。

at 16:00コメント(0)グランパストップチーム 

2007年11月23日

週末と言えば、2度目の更新。

ストイコビッチが来日しましたね。
実写版ターミネーターみたいなサングラスをかけていて、相変わらずかっこいいです。
でも、なんか疲れてたように見えました。
長時間のフライトによる疲れなのか、会長の激務の疲れが残っているのか、指導者資格取得のための実技実習の疲れなのか、今年のグランパスのビデオを見て疲れたのか、どれでしょうか?
明日はそんなストイコビッチの疲れを癒すような快勝をプレゼントしてあげてください。





で、今日の気になるネタはマグノアウベスが退団するそうです。

まだJリーグで優勝できる可能性が残っているのにこんなことになるとは…。
ガンバが、というよりも、日本サッカーが馬鹿にされているようにすら感じます。
どういった経緯があったか知らないけど、これは酷いように思います。

これがきっかけでガンバが暴走し、来年から宇佐美をトップ合流させることになったりして…。
…ありえそうで笑えないです。

at 21:40コメント(0)グランパストップチーム 
10時30分ごろにトヨスポに着いたので、10分ほどトップチームの練習を観察。

レギュラー組は遠かったので、近くのセカンドチームを見てました。
単なるウォーミングアップだったのかもしれないけど、試合前のアップのような軽いメニューで拍子抜けでした。
4対4+2フリーマンのパス回しや対面でのパスはまさに試合前のアップ。
そのあとのパス交換からクロスをシュートという練習も中学校でやってそうなもの。
しかも、DFはいないのにシュートミスやクロスの精度が低かったりしていた。
こんな練習で成長するのかな、と不安を感じました。
でも、コーチもプロなので大丈夫なのでしょう。

トップチームのほうはミニゲームをやっていたけど、遠くてよく見えなかった。
ヨンセンのミドルシュートと楢崎のすごさはわかりました。

目当ての花井聖は普通に溶け込んでいた。
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明日の試合に出るかな、と期待していたけど、それはなさそうで残念。

福島新太は髪が伸びていて誰かわからなかったけど、キックフォームを見たらすぐにわかりました。
懐かしい。




で、第2グラウンドに移動。
「Midland Chanllenge 2007」なるものが開催されるため、各チームの仮設テントがつくられていた。
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謎の旗。


11時キックオフのスケジュールに騙され、11時30キックオフでした。

グランパスユースのスタメンは、
      アル
  磯村     奥村
鈴木崇 西山 安藤亮 三島
   西部 三宅 津田
     鈴木規

矢田旭はナショトレに参加中。
代表帰りの中田健太郎はジョギングで別メニュー。
代表での試合でたくましくなったように見えた。
あと、髪が伸びてた。
試合前のアップでは磯村と津田がPKの練習に精を出していた。
とくに津田は大久保コーチからPKの秘技を伝授されていた。


対する尚志高校は、
   9 8
10  4 18 14
23  20 6 7
    1

高校チームらしい4?4?2。
尚志高校は去年、選手権に初出場し、今年は2年連続で出場を決めた福島県の高校。
長い髪が私立校っぽい。
たぶん10番は去年も10番だった内山俊彦だと思う。


試合は、1本目の10分に西山がDF裏に出したパスに反応した磯村がGKを抜いたところでGKに倒されPA獲得&GKにレッドカード。しかし、練習試合なのでGKはそのまま出場。PKは磯村が決める。1?0

2本では、DFラインでボールを回し、相手の隙を窺っている中でいきなり津田がドリブルで中央突破し、スルーパス。鈴木崇弘が受け、ゴール。2?0

尚志は10番のシュートがDFに当たり、コースが変わり、ゴール。2?1

8番が蹴り込み、2?2の同点に。

40分×3本のようだったけど、寒さとかいろいろあり、2本目で帰りました。


グラは相手のプレスが弱いと、前線の動き出しに合わせた裏へのいいパスが出せてチャンスを作れていた。
けど、今日は個人で崩すことが少なく、相手が前からのプレスを強めると攻撃の手を失った。
崩せていたのは三島ぐらい。

2本目途中で西山と三宅を下げ、岩田修平と30番が入った。
岩田は3バックの左に入り、西部がボランチに回った。
30番は左FWに入り、磯村が右アウトサイド、三島が3バックの右に入った。
30番はおそらく練習生というか、この時期だから来年ユースに入る選手かも。
いい突破から惜しいシュートを放つなど、なかなかの動きを見せた。


尚志高校のほうは、個人個人ではグラに押される場面が多かったけど、チームとしてしっかり鍛えられている印象。
よく動いていたし、細かいパスワークと個人の閃きが程よくミックスされていた。
高校選手権では注目してみます。




今日のグラはいまひとつな感じ。
練習試合っていうより、練習の中で試合をやっているように思えた。
練習試合がそういう意味合いなのかもしれないけど。
いろいろ確認しながらやっている印象が強かった。
ここからサンフレッチェとの試合までにどうコンディションを上げて来るのか期待です。
a16c8982.jpg

3ba2b185.jpg






今日は試合以外でいろいろあったので、帰りの買い物のほうが楽しかったです。
こういう日もあるさと自分に言い聞かせています。

at 17:25コメント(0)グランパスユース 
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