2010年04月

2010年04月29日

宣言通り、トヨスポへ。
グランパスの横断幕の賑やかさに懐かしさを感じました。
どれだけ試合見てなかったんでしょう。


グランパス
ーーー高原ー奥村ーーー
加藤翼ーーーーーー小幡
ーーー水野ー近藤ーーー
金編ー川本ー奥山ー三鬼
ーーーー古川ーーーーー

金編が左で三鬼が右なのか。


中京大中京
ーーーー宮市ーーーーー
浜田ーー藤橋ーーー竹野
ーーー小山ー前田ーーー
栗本ー谷中ー野添ー肥高
ーーーー吉田ーーーーー

ジュビロ戦とはメンバーが若干違う。
1年生の藤橋をトップ下でスタメン起用。
VAMOS出身で「藤橋」…。
奥村駿と同期にもそんな選手がいました。

コーチには鵜飼建吾の名前が。
平林とジュニアユースで同期で高円宮杯の優勝メンバーです。


グランパスの平均身長は約172cm、中京大中京の約179cm。
7cmの差は結構大きいんですね。

両チームのキャプテンは近藤と宮市。
シルフィードでの同期が両キャプテン。


キックオフ

6分 中京大中京 高原の背後から前田がのしかかりイエロー。

8分 グラ 小幡が右サイドを突破してマイナスのパス。しかし、中に合わず。

9分 グラ 小幡が中に持ち出して左足シュート。GKが弾いたボールを奥村がヘッドだが、枠の外。

14分 グラ 中央の小幡から奥村へ横パス。シュートは外れる。

15分 グラ 三鬼の絶妙の縦パス。受けた高原がシャペウでDFをかわす。GKが前に出てきたので絶対ループシュート、と観客の誰もが思ったが、高原は豪快なシュートを至近距離でGKにぶち当ててしまう。

19分 グラ 高原が左サイドで倒されてFK。これを水野がクイックスタート。反応していた小幡がトラップしたところを後方から栗本が倒してPK&イエロー。

20分 グラ このPKを小幡がGKのタイミングをずらして、決める。1−0

23分 グラ 水野から高原へパス。これを落として水野がミドルシュートも外。シンプルないい攻撃。

24分 グラ 金編→高原と渡り、奥村へスルーパス。だが、シュートの前にDFクリア。

25分 グラ 左CKをショートコーナー。小幡から近藤に渡り、PAの左角からインステップで低い弾道のシュート。コース上の高原のレガースに当たるかと思いきや、うまくよける。ボールがファーサイドのぎりぎりに突き刺さり、GKは反応できず。2−0

39分 中京大中京 左CKを浜田がアウトサイドでキック。ファーまで抜けたボールを竹野がシュートもDFブロック。

40分 グラ 相手陣内で奪ったボールから奥村がドリブルシュートもDFに当たり、外へ。

45+1分 中京大中京 高原がドリブル突破した後ろから肥高が足をひっかけてイエロー。

45+2分 グラ 左寄りのFKを近藤が狙うも枠の外。


ここで前半終了。
前半のシュート数は、グラが10本、中京大中京は1本。
CKはグラが1本、中京大中京は2本。
GKはグラが1本、中京大中京は7本。

スタートからグランパスがボールを支配。
相手陣内でもパスを回せる展開。
だが、パスしているだけで相手DFを崩せない。
シュートまでいけない場面が続いたが、一瞬の隙をついたプレーから先制。
さらに攻めると、ショートコーナーからゴール。
ただ、セットプレー以外のゴールも欲しかったし、シュートを打つ積極性を見せてほしかった。
守備は統制されたラインコントロールでオフサイドを誘発。
また、インターセプトや厳しいチェックで宮市に前を向かせない守備ができていた。


後半開始時に中京大中京選手交代 前田→中嶋 小山が左サイド、浜田と中嶋のダブルボランチ。
グランパスは前半途中から加藤翼と小幡の位置をチェンジ。

49分 グラ 小幡が左からカットインしスルーパス。高原の右足シュートはGKセーブ。

51分 グラ 奥山から楔のパスが高原に通る。ターンし、ドリブルからシュートもGK正面。

56分 中京大中京 右からクロスが入り、グラがクリアするも弱い。これを竹野がシュートもGK正面。

58分 中京大中京 浜田がボールを持つと逆サイドまで一気のフィード。竹野に渡ると一気に加速し、金編を振り切りエリア内に。後ろから金編が手をかけて倒してしまい、PK&イエロー。

59分 中京大中京 PKは宮市がど真ん中にぶち込む。2−1

59分 グラ 三鬼から高原にパス。近藤とのワンツーからシュートもDFに寄せられシュートは上へ。

62分 グラ 左から小幡がアーリークロす。奥村がボレーで合わせるも外れる。奥村っぽい形。

64分 グラ ハーフウェイライン付近で奥山が前に出てカット。パスを受けた奥村は空いている前方へドリブル。DF2人に寄せられながらもエリア内まで持ち込み、冷静にシュートを決める。3−1

66分 中京大中京 右CKを小山がアウトフロントでキック。古川がパンチングするも弱く、エリアの外へこぼれる。これを走り込んだ藤橋が左足一閃。ファーサイドネットに突き刺さるビューティフルゴール。3−2

67分 グラ 左サイドで細かいパス交換。どう崩す?と見ていたら、加藤翼が中に流れながら右足でズドン。見事に決まる。4−2

67分 グラ選手交代 加藤翼→藤田 藤田が右、小幡は左。

70分 中京大中京 スルーパスに抜け出そうとした高原を後ろから倒して中嶋にイエロー。

71分 グラ PAすぐ外のFK。近藤と小幡が近くに立ち、近藤のフェイントから小幡のキック。わずかに外。

72分 中京大中京選手交代 浜田→河合 河合は左、小山がボランチ。

73分 グラ 近藤のパスから高原が前を向き、シュート。DFに当たり、CK。

74分 グラ 右CKをショートで近藤から小幡に繋ぐ。フリーの小幡が巻いたボールで誰も届かないファーのサイドネットに沈める。5−2

75分 グラ選手交代 奥村→川村

78分 グラ選手交代 金編→都竹

85分 中京大中京選手交代 小山→野口

90分+3分 グラ CKの攻め直し。川本のクロスはクリアされるも高原が拾う。大きな切り返しを2度見せてから、ついに左足キャノン砲。土壇場でエースの意地を見せる。6−2


6−2で試合終了。
後半のシュート数は、グラが10本、中京大中京は3本。
CKはグラが6本、中京大中京は2本。
GKはグラが3本、中京大中京は4本。


後半も中京大中京が何か変わったわけではなく、グラペースになるかと思われた。
しかし、グラはイージーなパスミスが出るなど、どこかフワフワしていた。
そこを一発のフィードでやられる。
奥村のゴールで突き放したら、直後のセットプレーでまたも1点差に追い上げられる。
すぐに加藤翼のゴールで再びセーフティリードまで広げて、やっと落ち着いた。
その後も2点を追加し、結局は大勝となった。

相手陣内でも落ち着いてパスを回せるのが今年の特徴でしょうか。
だけど、ただ回しているだけになってしまうことが多い。
1人飛ばしたり、ワンタッチでパスしたり、といった変化をつけないとなかなか崩せないと思う。
それと、1対1ならドリブルでもっと突っかけていいし、前が空いたらシュートを打ってもいいと思う。
とにかく、リズムが一定になるのは避けたい。

守備はよくやっていたと思う。
ピンチになる前で攻撃の芽をしっかり摘んでいた。
積極的なオフサイドトラップが成功していた。
それだけに2失点は悔やまれる。
1点目は中盤でフリーにさせすぎた上に、相手のスピードを考えた対応ができてなかった。
2点目は苦手なセットプレーからの失点。
特にセットプレーではっきりした守備をすれば、古川のパンチももっと飛ばせたはずなだけに残念。


中京大中京はまだ輪郭がぼやけている印象。
コーナーフラッグ目がけてロングボールを蹴る場面が多く、そこに通ればいいし、ラインを割れば高い位置で嵌めるのが狙いでしょうか。
宮市はボール持てばさすがの突破があったけど、その回数が少なすぎる。
2、3回あったかどうか。
レベルアップさせるためのワントップ起用だと思うが、何かを掴めれば化けそうな印象はありました。
守備は自陣でパスを回されているのに寄せが甘く、簡単に前を向かせていた。
そのせいで対応が後手後手になっていたように見えた。



ひさびさに選手評を。
個人的見解なので悪しからず。

古川真大(1)…足元はさすが。危ない場面は少なかったが、落ち着いたセーブ。セットプレーはゾーンで守る以上、DFと連携を上手くとらないと今後も危険になりそう。
金編勇佑(3)…正直、右サイドのほうが向いていると思う。持ち味のフィードもそっちのほうが出せそう。左から切れ込んでミドルシュートというシーンが見たかった。
奥山政幸(2)…宮市のマークを主に見ていた。いける時は前に出てインターセプト、いけないときはターンさせないようにがっちり寄せていた。宮市マークももう手慣れた印象さえありました。
川本拓也(18)…1番声が出ていたのはこの選手。今年も大人しめなチームでは有り難い存在。スタメンで出場しているのはそういうところによるのではないかと推測。
三鬼海(12)…隙をついた縦パスが効果的だった。守備ももちろん問題なし。攻め上がる回数はもうちょっと欲しいかも。
水野泰輔(7)…高原とのホットラインは相変わらず。思い切りのいいパスより今日は安全なパスが多かった。1点目の起点となったFKとマルセイユルーレットがかっこよかった。
近藤洋史(6)…囲まれた中でも冷静にキープできるのはさすが。ゴール前まで出て行くのは水野とバランスよくできていた。ゴールの場面はいい角度から見ていただけにいいシュートでした。
小幡元輝(10)…背番号に恥じない2得点。水野の狙いを感じとった1点目。狙いすました2点目。ともに質の高いものでした。ドリブル突破やスルーパスもあり、今日のMVPでしょう。
加藤翼(13)…正直、パスミスや1対1で勝負しなかったりと物足りないところがあったが、ナイスゴールですべて帳消し。とられた直後の時間だったことも考えると大きなゴールでした。
高原幹(9)…相手を背負ってのプレーが少なく、割と自由にプレーできたがゴールまでが遠かった。相手にイエローカードを2枚出させたドリブルはあいかわらず脅威。だが、得点だけできない日もあるな、とあきらめかけた時にゴールするのが何よりも素晴らしい。
奥村駿(11)…去年よりもシュートの意識が高くなったように感じた。ゴールシーンも去年なら最後まで自分でいかなかったように思う。もともと技術は高いので、今年は爆発するかも。

藤田大喜(8)…彼のドリブルで仕掛ければ、もっとチャンスを作れた気もするので、もう少し長く見たかった。
川村啓輔(17)…テクニックはさすが。潰される場面もあったけど、スーパーサブとして面白い存在になれそう。
都竹俊優(15)…サイドバックでのプレーは初めて見たけど、よかった。途中出場とはいえ、宮市にも竹野にも走り負けてなかった。何より左利きだし、これからのサイドバック争いが楽しみ。






プリンスリーグはグランパスに限ります。
宮市のスパイクが初号機カラーでテンション上がりました。
そんな1日でした。

koshachikansenki at 19:14コメント(4)トラックバック(0)グランパスユース 
6対2でグランパスの勝ち。
後半は、奥村、加藤翼、小幡、高原。
失点はいらなかった。


koshachikansenki at 14:52コメント(0)トラックバック(0) 
前半終了
2対0でグランパスがリード。
小幡と近藤のゴール。
ボールキープ率から見ると、得点もシュートも物足りない。


koshachikansenki at 13:49コメント(0)トラックバック(0) 

2010年04月26日

トヨスポでU15の練習試合を観戦。
相手は因縁のガンバ大阪。

グランパスがボールは持てて、回せるが、シュートまではなかなかいけない。
DFやボランチがまずサイドに預け、そこから数的有利を作って、突破するのが狙いのようだった。
しかし、単独で突破できるほど相手と力の差があるわけではなく、また人数をかけて崩してもエリア内をしっかり固めるガンバ守備陣に跳ね返される。
さらに、サイドの意識が強すぎるためか、ワントップの北川にくさびのボールが入っても周りのサポートが少なく、遅く、孤立していた。
いくら北川でも単独でガンバDF3人を崩すのは難しい。
サイドに重点を置くのもいいけど、中央を少し軽視している印象を受けた。

攻撃が型にはまり過ぎというか、怖さがない。
綺麗なサッカーではなく、「小綺麗」なサッカーという感じ。
若いんだから、もっとイケイケな面も見せてほしい。
守備は1対1での対応が軽い。
一発で飛び込んで交わされるシーンがなどもあった。
同じチーム内にも素晴らしいドリブラーが何人かいるのだから、日頃の練習で改善してもらいたい。


ガンバはFWの24番が目立った。
2ゴールとも素晴らしかった。
ゴール以外でも、スピード、ドリブル、スルーパスを呼び込む動きなど、いずれも質が高かった。
星原みたいかな?
ガンバのCB2人はサイズもスピードもあり、固い。


2本目まで観て、セカンドチームの方へ移動。
すでに後半の半分ぐらいまで進んでいた。
ユースの選手も何人か出場していました。

中京の強烈なミドルシュートとグランパスの橋本のトッティを真似たシュートが見れました。

それにしても、セカンドチームの覇気の無さはどうにかしないと。
高嵜がいた頃が懐かしい…。


中京のメンバー表を見たら、メンバーの豪華さに驚きました。
最近はエスパルスユースや中京大中京が増えてきたようです。




話は変わって、駒澤の三宅徹がリーグ戦にスタメン出場したみたいです。
酒井と奥村と3人がそろい踏みしたようで嬉しい。
ユースOBもみんながんばっているようで安心です。

koshachikansenki at 00:03コメント(2)トラックバック(0)グランパスジュニアユース 

2010年04月18日

一体いつになったらグランパスのプリンスリーグを観に行くのでしょうか。
楽しみを後にとっておいているわけではないです。

今日は、先週の港でグランパスのスカウティング部隊を見かけて、プリンスリーグじゃないほうも観てみたくなり、トヨスポへ。
ま、プリンスリーグも観てないですけど。

今年初めてのトヨスポ。
行く途中で「みよし市」の文字を見て、時の流れを感じました。
10時30分予定が10分以上押してました。
相変わらず。


メンバーは、
ーーー大西ー川村ーーーー
岩田ーーーーーーーー藤田
ーーー都竹ー加藤凱ーーー
渡辺ーニッキー岸ー野崎翔
ーーーーー伊藤ーーーーー

岸はプリンスリーグでは控えだったようで心配です。
1年生では「左サイドの香車」岩田と「ザ・ウォール」ニッキが出場。
ニッキの34番の背番号がなぜだか凄く似合う。


対戦相手の高田FCといえば、グランパス的には広野でしょう。
でも、個人的には前田俊介。
プレースタイル的にも高田FC=前田俊介。
元グランパスの片山もジュニアユースは高田FCだったようです。


試合の方は得点経過だけ。

野崎が30mロングシュートを豪快に決める。1−0

都竹が相手のお株を奪うドリブルシュート。2−0

途中で選手交代し、
ーーー足立ー中根ーーー
樋江井ーーーーー加藤凱
ーーー真柄ー富田ーーー
渡辺ー岸ー野崎翔ー樫尾
ーーーー石井ーーーーー

富田が高い位置でパスカットし、中根にパス。エリア内で落ち着いてマークを交わし、シュート。3−0

渡辺が倒されてたPKを自ら真ん中に思い切りシュート。4−0

岸と渡辺が下がり、ニッキと岩田が復活。

富田の左CK。ニッキが頭に当て、高く浮いたボールを樋江井がGKに競り勝つ。5−0

ゴール前の混戦から樋江井がゴール。6−0

富田がDF裏へパス。走り込んだ足立が飛び出したGKの前でループ気味のシュート。これを中根が詰める。7−0


点差はついたけど、内容はまぁ、って感じ。



高田FCは噂通りDFラインからでもドリブルする。
ショートパスも織り交ぜ、リズムよく攻める。
シュートまでいった場面は2、3回しかなかったけど、興味深いサッカーでした。
日本サッカーの未来が見えたような、気のせいのような…。
面白いチームです。
ただ、守備ですぐに手を使うのはやめたほうがいいと思います。






試合後、セカンドチームの練習試合を覗きましたが、グランパスが10人で試合してました。
花井はジャンプ力すごい。
ブルザノビッチ起用するなら、花井でいいじゃんと思いながら、途中で帰りました。

koshachikansenki at 22:49コメント(4)トラックバック(0)グランパスユース 
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