2012年10月

2012年10月20日

天気もよく、ピッチも抜群のコンディション。
勝ったら優勝の大一番。
夏のクラ選で清水に敗れているグラには絶好のリベンジの場。
今年も数多くの試合を見逃してきたが、この試合は見れることに感謝。
代表帰りの杉森が観れるのも楽しみ。


グランパス

   杉森 森
福山       上田
   池庭 髙橋
吹ケ 渡邊 加藤直 太田
    加藤大

右サイドの柴田は出場停止らしい。
代わりに両サイドできる太田が入る。
杉森は森と2トップを組む。


エスパルス

    加納 白鳥
田口        興津
   長谷川 沼野
冨士野 伊藤 岡部 田原
      眞田

白鳥はメニコンカップで観てます。
眞田とか興津とか聞いたことある名前が並ぶ。


試合開始

いきなりグランパスが先手を取る。
2分に自陣での細かいパスでプレスをくぐり抜け、右サイドの太田がフリーで持ち上がると、ボランチの位置から髙橋がするすると裏へ飛び出す。この動きを太田が見逃さずにDF裏へピタリとロングパスを通す。受けた髙橋は落ち着いてGKをよく見て、シュートを決める。1−0

浮き足立つ清水相手にグラは4分にも杉森のキープからオーバーラップした福山にパス。クロスを森がゴールもこれは福山の位置がオフサイドの判定。

清水は、5分にグラDFのクリアが中途半端になったボールを興津が低く抑えたミドルシュートを放つもGK正面。

しかし、流れはグラ。
12分、右サイドでスローインを受けた森が相手を背にしたキープから一瞬の隙を突き、DF裏へ斜めに走り込む杉森にスルーパス。杉森はGKを交わしてゴールに流し込む。2−0
決めた杉森の動きもよかったけど、それ以上にどこで杉森の動きを見ていたのかわからないほど森のパスが抜群でした。

さらに畳み掛けるグラは15分に、右のハーフウェイライン付近でボールを受けた森が右サイドの裏のスペースへパス。走り勝った上田が上げたクロスはGKが抑えるかのように見えたが、走り込んできた杉森がGKの鼻先でちょこんと合わせてゴール。3−0

清水は19分にCBの伊藤を下げ、梅村を投入。

試合は次第に落ち着いていく。
21分にグラは森の右CKを渡邊がヘッドもDFがクリア。

35分に清水に決定機。
左サイドでショートパスをつなぎ長谷川から田口にパス。クロスはDFクリアするもPA内の白鳥の目の前にこぼれる。白鳥がフリーでボレーシュートもわずかに外。前半終盤の貴重な追い上げのチャンスを逃してしまう。


前半は3−0でグラがリード。
シュート数はグラが4本、清水が2本。
CKはグラの1本飲み。
GKはグラが1本、清水が2本。

今まで見てきた試合よりもDF裏のスペースを突く意識が高く、効果的だった。
前線の、考起、晃太、航大の3人の「コウ」が清水DFを撹乱していた。


後半開始

後半は開始から清水が押し込む。
45分には右から興津が鋭いドリブルで切れ込み、PA付近で倒れるも笛はなし。

50分 グラ選手交代 福山→田中

52分 清水選手交代 冨士野・白鳥→望月・渡邉 望月が右、渡邉が左に入り、興津がFW、田口が左SBに回る。

54分 清水選手交代 田口→武田

選手を入れ替え、試合も徐々に活性化されていく。
56分にはグラがFKのチャンスを得ると、吹ケが狙うもGK正面。

対する清水は59分、長谷川のCKを岡部がヘッドもGKにセーブされる。

次はグラ。
62分、右サイドの田中が高速クロス。ファーで上田が合わせるも大きく外れる。

63分 グラ選手交代 上田→佐藤 佐藤が左に入る。

残り20分を切り、試合が再び動き始める。

64分に清水は望月のドリブル突破から興津にパス。シュートはGKがナイスセーブ。

グラは65分に清水DFのヘッドがミスしたところを森が拾い、距離はあったがハーフボレーを狙うが、ボールは落ち切らずにゴール上に外れる。

そして69分。
清水の望月のドリブル突破に対し吹ケがPA内で倒してしまい、PKの判定。吹ケにはイエロー。
このPKを長谷川がGKに読まれるも、決める。3−1

1点取ったことで清水はさらに前に出てくる。
73分には長谷川?がPAの左角からミドルシュートを狙う。枠に飛んでいたがGK加藤がファインセーブ。

74分 清水選手交代 興津→名和

75分に右からのクロスをグラDFがクリアするが、拾った望月が強烈なミドルシュート。しかし、わずかに上。

76分にひさびさにグラのチャンス。
裏に抜け出した田中がGKも交わしシュートに行こうとするが、後ろからDFに倒される。しかし、笛は鳴らない。

78分、清水は渡邉のクロスに加納がボレーで合わせるも上に外れる。

79分 グラ選手交代 太田→住田

最後はグラが相手陣内タッチライン際で時間を上手く使い、試合終了。


3−1でグラが勝ち、最終節で逆転優勝を決めた。

後半のシュート数はグラが3本、清水が9本。
CKはグラが1本、清水が3本。
GKはグラが6本、清水が3本。
スタッツ通り清水が後半は押し込んでいた。

後半は3点ビハインドの清水が攻勢に出る。
ドリブルが効いていた。
3点リードのグラは受けに回ってしまい、自分たちのサッカーができない。
PKの場面もドリブル突破に対して後手を踏んだ結果。
しかし、押し込まれて1点失ったが、そこで踏ん張れたのは強いチームの証だと思う。


よかった選手は、杉森、森、上田、髙橋、渡邊、加藤大智。
杉森はさすがに抜けている存在。
高い技術はもちろん、足首が柔らかい上に強くて、急加速、急ブレーキ、急なターンなどに無理が利く。
周りがよく見えていて判断が早く、裏を突く動きも清水の脅威になっていた。
森はトップの位置からいいタイミングで落ちてきて、ボールをキープし、時間を作っていた。
前を向かせてもらう場面は少なかったが、2、3点目のように前を向けなくても仕事ができる存在。
上田は前半は右サイドを制圧していた。
SBの裏へ走り込んだり、自らドリブルで仕掛けたりしていたが、後半はやや失速。
重心低く、頭から突っ込むようなドリブルをしている姿が高原幹に似ているな、と感じました。
髙橋は粘りのある守備で中盤の潰し役を担っていた。
今日は池庭を後ろに残し、髙橋が前に出る場面が多く、それが先制点につながった。
やっぱりボランチのほうが向いているかな。
渡邊は今日のMIPでしょう。
高さを武器にハイボールを跳ね返し、課題と思っていた地上戦でも壁となっていた。
フィードもいいボールを蹴っていて、ひとつの攻撃の形だった。
加藤大智はさすがメニコンカップMVP。
清水ペースの時にビッグセーブを見せ、チームを救った。
ただ、後ろからつなぐ意識が高い余り、パスミスからピンチを招いていたのはよくない。

清水は、興津、沼野がよかった。
興津はキレキレのドリブルでゴールに迫る、清水っぽいサイドアタッカー。
沼野は左足で大きな展開ができるボランチ。


東海リーグでグラは、14勝4分、得点72失点9という成績で1位。
得点数もすごいけど、失点が9というのもすごい。

高円宮杯も期待してます。

koshachikansenki at 18:45コメント(0)トラックバック(0)グランパスジュニアユース 

2012年10月02日

グランパスU18のハーフナー・ニッキ選手のトップチーム昇格が発表されました。

納得の昇格です。
サイズを活かした空中戦はもちろん、地上戦でも長いリーチを武器に強さを発揮する。
チームでキャプテンも務めて、コーチングの声がよくピッチ内に響き渡っています。
ドリブルや裏への対応に課題があるとか言われますが、ユース年代では問題ないレベルだと思います。
トップチームに昇格しても高さはすぐに通用するはずです。
CBの高齢化が進むグランパスなだけに、早くレギュラーになることを期待しています。

ユースからの昇格はうれしいものです。
プレミアリーグとJユースカップで活躍して、来年への弾みとして欲しいです。

koshachikansenki at 19:57コメント(0)トラックバック(0)グランパストップチーム 
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