2013年12月
2013年12月26日
今年の数少ないサッカー観戦の締めくくりに大阪まで高円宮杯を観に行こうかと考えていたが、グランパスが敗退したために断念。
大阪まで一人で行くのは初めてでドキドキしていたので、このドキドキは来年に取っておきます。
ということで、代わりに今年から始まったトヨスポフェスティバル(仮)を観戦。
そして、遅刻。
2試合目のグランパスとガンバの前半途中からの観戦になりました。
試合は35分ハーフのようでした。
グラのスタメンは、
川崎 青山
杉森 北野
池庭 大橋
渡邊 44 杉山 柴田
加藤大
プロ契約の杉森が普段通りにプレーしていて一安心。
44番は練習生らしい。
渡邊の左SBに驚き。
青山がキャプテンマーク。
前半は0−0で終了。
後半のメンバーは、
森 澤居
高尾 桜井
笹沼 加藤直
吹ケ 髙橋 41 加藤陸
米澤
こちらも41番が練習生らしい。
桜井がキャプテンマーク。
ガンバは、
11 7
14 19
17 18
30 12 41 45
1
前半から交代はあったかもしれません。
後半は森、桜井が目立つ。
二人ともただ技術が高いだけでなく、寄せられた中でも、スピードに乗った状態でも、技術が落ちない。
13分に桜井がDFの間を突破し、強烈なシュートもGK正面。
16分、左サイドに飛び出した加藤直が高尾にパス。森につなぐと、素早い振りからシュートを狙うもGKがセーブ。
17分、森の左CKを高尾が右足アウトサイドでファーに流し込む。シャレオツ。1−0
18分、森のシュートをDFがブロック。そこに猛然と加藤直が詰めるとボールが森の目の前にこぼれる。PA外から森が低く速いシュートを突き刺す。2−0
26分、加藤陸→森と渡り、スルーパスを高尾に出す。中への折り返しはGKとゴールラインの間を抜けてファーサイドの桜井の元へ。対峙するDFをずらして、ニアを破るシュートを決める。3−0
29分、森のクロスが逆サイドの桜井に通る。吹ケにパスをすると、吹ケは加藤直とのワンツーでエリア内に侵入。右足でシュートを決める。4−0
4−0でグランパスの勝利。
3試合目の京都と甲府の試合はメモせずに観戦。
京都は松下が2得点かな。
スピード溢れる選手で、裏をよく狙う。
甲府では10番と30番が目立った。
10番はずっしりとしたキープと突破ができ、30番は小柄ながら左サイドでチャンスを作っていた。
試合は2−0?で京都が勝利。
4試合目は、グラとジュビロの東海対決。
グラは先ほどの試合と先発メンバー、後半のメンバーともに同じ。
同じレベルの11人を2チーム編成し、前半、後半で入れ替えているようです。
ジュビロは、
19 18
17 35
29 14
22 25 15 3
31
14番が上原で3番が石田以外はよくわからず。
10分、左サイドのスペースに出たパスに追いついた19番が左足シュートをファーサイドに決める。0−1
前半途中でグラは、
杉森 青山
北野 柴田
川崎 池庭
大橋 44 杉山 渡邊
加藤大
とポジションをいじるも、あまり上手くいかず。
パスが外、外ばかりで中でボールを収めるプレーができず、攻撃に恐さがない。
ジュビロのボランチがよく潰していたとはいえ、恐れずにチャレンジすることが大事じゃないかな。
この季節なんだし。
後半、メンバーを入れ替えたグラが逆襲。
11分、中央を森がドリブルし、右の澤居へパス。エリア内からファーサイドへシュートを決める。1−1
しかし、15分、目を離した隙にジュビロの19番がゴールを決める…1−2
19分に森が25mぐらいの左寄りのFKを狙うもバー直撃。
25分には笹沼が森にパスして走り出すと、森からスルーパスが通り、GKと1対1のチャンス。しかし、左足シュートはGKがセーブ。
28分、高尾から加藤陸に渡り、前の森にパス。ファーストタッチでDFを剥がして角度のないところからシュートも外。
1−2でジュビロの勝利。
ジュビロはボールを奪えて、落ち着かせれて、どんどん縦パスを通せる上原がよかった。
石田はスピードとスタミナだけでなく、前につけるパスも上手い。
走れるだけのSBじゃないところを見せつけられた。
1試合半とちょっとグラの試合を観て目立っていたのは、池庭、杉山、森、桜井、加藤直、吹ケ。
池庭は懐の深いキープがいい。
もっと縦パスを狙ってもいいとは思う。
杉山は強さだけでなく、カバーでも奮闘。
今年のCBの鍵になるかな。
森はDFを背負ってもトラップが乱れずに、ターンでDFを振り切れる。
スピードに乗っていてもボールタッチが繊細でDFを翻弄していた。
シュート意識も高いし、プレスも積極的。
今年のFWの軸になりそう。
桜井は負けん気の強さとドリブル突破が目立つ。
サイドに置くにはもったいない気もするが、どうなるでしょうか。
加藤直はボランチで効きまくり。
サイズこそないが、スペースを埋めるポジショニングと前に出る時の思い切りのよさが光っていた。
よく足が動くし、パスも捌ける。
自分にはボランチの有力候補に映った。
吹ケはどんどん前に出るスタイルが攻撃のアクセントになっていた。
ギュンギュン系のドリブルは今年の武器になるはず。
これで今年の観戦納め。
最後にトヨスポに行けてよかったです。
試合も観れたし、いろいろなお話も聞けたし。
来年はもっと観戦できるようになりたいと感じた一日でした。
では、よいお年を。
大阪まで一人で行くのは初めてでドキドキしていたので、このドキドキは来年に取っておきます。
ということで、代わりに今年から始まったトヨスポフェスティバル(仮)を観戦。
そして、遅刻。
2試合目のグランパスとガンバの前半途中からの観戦になりました。
試合は35分ハーフのようでした。
グラのスタメンは、
川崎 青山
杉森 北野
池庭 大橋
渡邊 44 杉山 柴田
加藤大
プロ契約の杉森が普段通りにプレーしていて一安心。
44番は練習生らしい。
渡邊の左SBに驚き。
青山がキャプテンマーク。
前半は0−0で終了。
後半のメンバーは、
森 澤居
高尾 桜井
笹沼 加藤直
吹ケ 髙橋 41 加藤陸
米澤
こちらも41番が練習生らしい。
桜井がキャプテンマーク。
ガンバは、
11 7
14 19
17 18
30 12 41 45
1
前半から交代はあったかもしれません。
後半は森、桜井が目立つ。
二人ともただ技術が高いだけでなく、寄せられた中でも、スピードに乗った状態でも、技術が落ちない。
13分に桜井がDFの間を突破し、強烈なシュートもGK正面。
16分、左サイドに飛び出した加藤直が高尾にパス。森につなぐと、素早い振りからシュートを狙うもGKがセーブ。
17分、森の左CKを高尾が右足アウトサイドでファーに流し込む。シャレオツ。1−0
18分、森のシュートをDFがブロック。そこに猛然と加藤直が詰めるとボールが森の目の前にこぼれる。PA外から森が低く速いシュートを突き刺す。2−0
26分、加藤陸→森と渡り、スルーパスを高尾に出す。中への折り返しはGKとゴールラインの間を抜けてファーサイドの桜井の元へ。対峙するDFをずらして、ニアを破るシュートを決める。3−0
29分、森のクロスが逆サイドの桜井に通る。吹ケにパスをすると、吹ケは加藤直とのワンツーでエリア内に侵入。右足でシュートを決める。4−0
4−0でグランパスの勝利。
3試合目の京都と甲府の試合はメモせずに観戦。
京都は松下が2得点かな。
スピード溢れる選手で、裏をよく狙う。
甲府では10番と30番が目立った。
10番はずっしりとしたキープと突破ができ、30番は小柄ながら左サイドでチャンスを作っていた。
試合は2−0?で京都が勝利。
4試合目は、グラとジュビロの東海対決。
グラは先ほどの試合と先発メンバー、後半のメンバーともに同じ。
同じレベルの11人を2チーム編成し、前半、後半で入れ替えているようです。
ジュビロは、
19 18
17 35
29 14
22 25 15 3
31
14番が上原で3番が石田以外はよくわからず。
10分、左サイドのスペースに出たパスに追いついた19番が左足シュートをファーサイドに決める。0−1
前半途中でグラは、
杉森 青山
北野 柴田
川崎 池庭
大橋 44 杉山 渡邊
加藤大
とポジションをいじるも、あまり上手くいかず。
パスが外、外ばかりで中でボールを収めるプレーができず、攻撃に恐さがない。
ジュビロのボランチがよく潰していたとはいえ、恐れずにチャレンジすることが大事じゃないかな。
この季節なんだし。
後半、メンバーを入れ替えたグラが逆襲。
11分、中央を森がドリブルし、右の澤居へパス。エリア内からファーサイドへシュートを決める。1−1
しかし、15分、目を離した隙にジュビロの19番がゴールを決める…1−2
19分に森が25mぐらいの左寄りのFKを狙うもバー直撃。
25分には笹沼が森にパスして走り出すと、森からスルーパスが通り、GKと1対1のチャンス。しかし、左足シュートはGKがセーブ。
28分、高尾から加藤陸に渡り、前の森にパス。ファーストタッチでDFを剥がして角度のないところからシュートも外。
1−2でジュビロの勝利。
ジュビロはボールを奪えて、落ち着かせれて、どんどん縦パスを通せる上原がよかった。
石田はスピードとスタミナだけでなく、前につけるパスも上手い。
走れるだけのSBじゃないところを見せつけられた。
1試合半とちょっとグラの試合を観て目立っていたのは、池庭、杉山、森、桜井、加藤直、吹ケ。
池庭は懐の深いキープがいい。
もっと縦パスを狙ってもいいとは思う。
杉山は強さだけでなく、カバーでも奮闘。
今年のCBの鍵になるかな。
森はDFを背負ってもトラップが乱れずに、ターンでDFを振り切れる。
スピードに乗っていてもボールタッチが繊細でDFを翻弄していた。
シュート意識も高いし、プレスも積極的。
今年のFWの軸になりそう。
桜井は負けん気の強さとドリブル突破が目立つ。
サイドに置くにはもったいない気もするが、どうなるでしょうか。
加藤直はボランチで効きまくり。
サイズこそないが、スペースを埋めるポジショニングと前に出る時の思い切りのよさが光っていた。
よく足が動くし、パスも捌ける。
自分にはボランチの有力候補に映った。
吹ケはどんどん前に出るスタイルが攻撃のアクセントになっていた。
ギュンギュン系のドリブルは今年の武器になるはず。
これで今年の観戦納め。
最後にトヨスポに行けてよかったです。
試合も観れたし、いろいろなお話も聞けたし。
来年はもっと観戦できるようになりたいと感じた一日でした。
では、よいお年を。
2013年12月08日
またも間が空いての観戦。
そろそろ潮時なのか…
そんな気分の中、さらに5分遅れで到着。
ほぼ同時にセレッソにゴール。
グランパスのスタメンは、
石川 北川
青山 曽雌
金 池庭
吹ケ 大森 中島 後藤
板倉
3年生が8人、2年生が1人、1年生が2人。
セレッソは、
前川 大津
阪本 高田
丸岡満 仲原
温井 橋本 庄司 永田
齋藤
セレッソペースで試合は進む。
目についたのはセレッソの攻守の切り替えの早さ。
ボールを失うと、大津、前川、阪本、高田が猛然とプレッシャーをかけ、グラに自由にボールを回させずに大きくボールを蹴らせて、後ろが拾う。
すると15分、セレッソの注目選手、キャプテン丸岡が中央から右にパス。ブロックされたボールを自ら拾い直すと、マークがルーズな隙に狙いすましたFKのようなミドルシュートがGKの頭上を破り、ゴールに決まる。0−2
24分にもセレッソ。仲原から左へ大きくサイドチェンジ。前川は中にパス。受けた丸岡がエリア内でドリブルからシュートもGKがセーブ。
グラも反撃。27分、右からパスを受けた石川がワンタッチで金にパス。中にパスを入れると、北川がGKよりも前でシュートをするも外。
33分にグラは中央の金が曽雌に縦パスを通す。曽雌のスルーパスに反応した石川がDFに当たり負けせずにGKの股間を抜くシュートを決める。1−2
40分 セレッソ 温井が曽雌を引っ掛けてイエロー。
46分にセッレソはゴールライン際からマイナスのパスを丸岡がシュートも上に外す。
前半は1−2で折り返す。
スタッツは不明。
グラは出足のいいセレッソを前に苦戦。
ボールを奪ってもプレスを避けるためのロングボールが多く、後ろから組み立てる事ができない。
プレスに来る相手を交わすのはリスキーにしても、もっとパスコースを作るために周りの動きがほしいところ。
なんとか金、池庭のところでゲームを作らないと北川と石川が孤立してしまうし、サイドの突破も活きない。
前半途中からグラは曽雌と青山の位置を変える。
48分、いきなりグラがチャンス。中央で北川のキープからオーバーラップしてきた後藤にパス。後藤はドリブルでマークを剥がしてクロス。ファーの曽雌がヘッドで折り返して、石川がループ気味の左足シュート。しかし、これはバーに嫌われる。
50分 セレッソ 大津がシミュレーションでイエロー。
セレッソは58分、グラGKから中島へのパスに詰めた前川が奪い取り、ドリブルでエリア内へ。寄せられながらもショートを放つがGKがセーブ。
63分、グラは右サイドでパス交換。青山から金に渡り、北川へ必殺スルーパスを通す。右サイド角度の厳しいところから放ったシュートはわずかにファーに外れる。
さらに64分、グラは中央の北川が右の青山にパス。タイミングよく駆け上がる後藤を囮にして、青山は左足一閃。タイミング、スピードともに完璧なシュートだったが、ポスト直撃。
66分 セレッソ 北川のドリブルをファールで止めて橋本にイエロー。
67分、グラはゴールほぼ中央22mからのFK。調子が上がってきた北川がズドンとシュートも、GK正面。
70分 グラ選手交代 曽雌→杉森
71分 セレッソ選手交代 高田→金
セレッソは73分に中からパスを受けた阪本がフリーで左足シュートもGKがキャッチ。
78分 セレッソ選手交代 永田→堀江
82分 セレッソ選手交代 阪本→平田
86分 グラ選手交代 池庭→川崎 川崎がFWで、石川がボランチ
選手交代も実らず、最後はハーフウェイライン付近からのFKを蹴る前に試合終了の笛が鳴り響く。
1−2でセレッソの勝利。
後半のシュート数は、グラが5本、セレッソが3本。
CKはセレッソの3本のみ。
GKはグラが1本、セレッソが3本。
グラは後半から北川が巧みなキープで攻撃の起点となり、チャンスを迎えた。
しかし、石川のシュートがバー、青山のシュートはポスト、とわずかなところで決め切れなかった。
すると徐々に最後まで足が止まらなかったセレッソのディフェンスに飲まれ、チャンスも作れなくなる。
また、前線で体を張る大津の存在が大きく、ロングボールを収めて起点となるか、グラのファールを誘うか、で後ろの選手たちを助けていた。
結局、決め手に欠いたグラが追いつくことなく敗戦となった。
グラでよかったのは、金、北川、石川、青山。
金は頭上をボールが行き交う展開の中でも、さすがのパスでチャンスを演出。
彼をもっと前に出せる展開に持ち込みたかった。
北川は前半は沈黙も、後半は目立っていた。
巧みなキープ、パスで周りを活かしていた。
ただ、上手い選手ではなく、もっと相手にとって恐い選手になってほしい。
多少強引にでもゴールを貪欲に狙うようになることを期待しています。
石川は本職ではなかったが、攻守に奮闘。
FW顔負けのゴールを決めたし、あわや2点目の場面も。
青山はポストに当たったシュートが惜しい。
ああいうセンスを持った選手はなかなかいないと改めて感じた。
以前はボールを持った時はもっと仕掛けていた気がするが、ちょっと大人しい印象を受けた。
来年は中心選手として、シュート、パス、ドリブルに期待したい。
セレッソでは、丸岡、大津、庄司がよかった。
丸岡は狙い所を決めて奪い取る能力も高いし、ゴールシーンのような冷静さも魅力。
気づいたらゴール前まで侵入する飛び出しもよかった。
派手さはないけど、チームの中心でファイトできる選手。
大津は強い。
ディフェンスを背負っても慌てずにロングボールをトラップし、味方の上がる時間を作れる。
グラDFは彼へのファールが多くなり、リズムを作らせてもらえなかった。
さらに、前線からのチェイシングもさぼらない。
庄司は噂に聞いた通りのエアマスター。
高1とは思えない高さと強さを見せた。
まだ足元とか微妙な気もするが、それ以上に可能性を感じた。
来年、再来年とどうなるのか楽しみにします。
今日で3年生の公式戦は終わりを迎えました。
3年間お疲れさまでした。
次のステージでのご活躍をお祈りしています。
また、縁があってグランパスに戻ってきてくれることを願っています。
そろそろ潮時なのか…
そんな気分の中、さらに5分遅れで到着。
ほぼ同時にセレッソにゴール。
グランパスのスタメンは、
石川 北川
青山 曽雌
金 池庭
吹ケ 大森 中島 後藤
板倉
3年生が8人、2年生が1人、1年生が2人。
セレッソは、
前川 大津
阪本 高田
丸岡満 仲原
温井 橋本 庄司 永田
齋藤
セレッソペースで試合は進む。
目についたのはセレッソの攻守の切り替えの早さ。
ボールを失うと、大津、前川、阪本、高田が猛然とプレッシャーをかけ、グラに自由にボールを回させずに大きくボールを蹴らせて、後ろが拾う。
すると15分、セレッソの注目選手、キャプテン丸岡が中央から右にパス。ブロックされたボールを自ら拾い直すと、マークがルーズな隙に狙いすましたFKのようなミドルシュートがGKの頭上を破り、ゴールに決まる。0−2
24分にもセレッソ。仲原から左へ大きくサイドチェンジ。前川は中にパス。受けた丸岡がエリア内でドリブルからシュートもGKがセーブ。
グラも反撃。27分、右からパスを受けた石川がワンタッチで金にパス。中にパスを入れると、北川がGKよりも前でシュートをするも外。
33分にグラは中央の金が曽雌に縦パスを通す。曽雌のスルーパスに反応した石川がDFに当たり負けせずにGKの股間を抜くシュートを決める。1−2
40分 セレッソ 温井が曽雌を引っ掛けてイエロー。
46分にセッレソはゴールライン際からマイナスのパスを丸岡がシュートも上に外す。
前半は1−2で折り返す。
スタッツは不明。
グラは出足のいいセレッソを前に苦戦。
ボールを奪ってもプレスを避けるためのロングボールが多く、後ろから組み立てる事ができない。
プレスに来る相手を交わすのはリスキーにしても、もっとパスコースを作るために周りの動きがほしいところ。
なんとか金、池庭のところでゲームを作らないと北川と石川が孤立してしまうし、サイドの突破も活きない。
前半途中からグラは曽雌と青山の位置を変える。
48分、いきなりグラがチャンス。中央で北川のキープからオーバーラップしてきた後藤にパス。後藤はドリブルでマークを剥がしてクロス。ファーの曽雌がヘッドで折り返して、石川がループ気味の左足シュート。しかし、これはバーに嫌われる。
50分 セレッソ 大津がシミュレーションでイエロー。
セレッソは58分、グラGKから中島へのパスに詰めた前川が奪い取り、ドリブルでエリア内へ。寄せられながらもショートを放つがGKがセーブ。
63分、グラは右サイドでパス交換。青山から金に渡り、北川へ必殺スルーパスを通す。右サイド角度の厳しいところから放ったシュートはわずかにファーに外れる。
さらに64分、グラは中央の北川が右の青山にパス。タイミングよく駆け上がる後藤を囮にして、青山は左足一閃。タイミング、スピードともに完璧なシュートだったが、ポスト直撃。
66分 セレッソ 北川のドリブルをファールで止めて橋本にイエロー。
67分、グラはゴールほぼ中央22mからのFK。調子が上がってきた北川がズドンとシュートも、GK正面。
70分 グラ選手交代 曽雌→杉森
71分 セレッソ選手交代 高田→金
セレッソは73分に中からパスを受けた阪本がフリーで左足シュートもGKがキャッチ。
78分 セレッソ選手交代 永田→堀江
82分 セレッソ選手交代 阪本→平田
86分 グラ選手交代 池庭→川崎 川崎がFWで、石川がボランチ
選手交代も実らず、最後はハーフウェイライン付近からのFKを蹴る前に試合終了の笛が鳴り響く。
1−2でセレッソの勝利。
後半のシュート数は、グラが5本、セレッソが3本。
CKはセレッソの3本のみ。
GKはグラが1本、セレッソが3本。
グラは後半から北川が巧みなキープで攻撃の起点となり、チャンスを迎えた。
しかし、石川のシュートがバー、青山のシュートはポスト、とわずかなところで決め切れなかった。
すると徐々に最後まで足が止まらなかったセレッソのディフェンスに飲まれ、チャンスも作れなくなる。
また、前線で体を張る大津の存在が大きく、ロングボールを収めて起点となるか、グラのファールを誘うか、で後ろの選手たちを助けていた。
結局、決め手に欠いたグラが追いつくことなく敗戦となった。
グラでよかったのは、金、北川、石川、青山。
金は頭上をボールが行き交う展開の中でも、さすがのパスでチャンスを演出。
彼をもっと前に出せる展開に持ち込みたかった。
北川は前半は沈黙も、後半は目立っていた。
巧みなキープ、パスで周りを活かしていた。
ただ、上手い選手ではなく、もっと相手にとって恐い選手になってほしい。
多少強引にでもゴールを貪欲に狙うようになることを期待しています。
石川は本職ではなかったが、攻守に奮闘。
FW顔負けのゴールを決めたし、あわや2点目の場面も。
青山はポストに当たったシュートが惜しい。
ああいうセンスを持った選手はなかなかいないと改めて感じた。
以前はボールを持った時はもっと仕掛けていた気がするが、ちょっと大人しい印象を受けた。
来年は中心選手として、シュート、パス、ドリブルに期待したい。
セレッソでは、丸岡、大津、庄司がよかった。
丸岡は狙い所を決めて奪い取る能力も高いし、ゴールシーンのような冷静さも魅力。
気づいたらゴール前まで侵入する飛び出しもよかった。
派手さはないけど、チームの中心でファイトできる選手。
大津は強い。
ディフェンスを背負っても慌てずにロングボールをトラップし、味方の上がる時間を作れる。
グラDFは彼へのファールが多くなり、リズムを作らせてもらえなかった。
さらに、前線からのチェイシングもさぼらない。
庄司は噂に聞いた通りのエアマスター。
高1とは思えない高さと強さを見せた。
まだ足元とか微妙な気もするが、それ以上に可能性を感じた。
来年、再来年とどうなるのか楽しみにします。
今日で3年生の公式戦は終わりを迎えました。
3年間お疲れさまでした。
次のステージでのご活躍をお祈りしています。
また、縁があってグランパスに戻ってきてくれることを願っています。