2014年09月

2014年09月27日

澄み渡るトヨスポの空。
ということで、プレミアリーグ観戦。

グランパス

   梶山 青山
 森       桜井
   笹沼 川崎
吹ケ 大橋 加藤直 柴田
     小島

前に見たセレッソ戦とはだいぶスタメンが変わっている。
近くで見る森晃太は身長が伸びて、がっしりした体格になりつつある。
キャプテンは桜井。


京都橘

   中野 岩崎
 堤原     大野
   志知 仙頭
小川 清水 ハウザー 倉本
    矢田貝

攻撃時には仙頭が高い位置を取り、志知がバランスを取る。
キャプテンは志知。


キックオフ

7分 グラ 森が左からカットイン。右足シュートはGK正面。

10分 橘 左からのFK。中野の鋭く曲がるキックに中央でフリーの小川がヘッドでゴール。0−1
グラはセットプレーをゾーンで守るのだが、このシーンではなぜかニアに人が多く、中央からファーに人が少なかった。そこに橘の選手は何人かポジションを取り、キックもそこを突いてきた。

12分 橘 堤原が左サイドを縦に突破。PA内で柴田に倒されるも笛なし。あっても不思議でない場面。

18分 グラ 左に開いた桜井から吹ケ→森と渡り、ターンからトーキックでシュート。意外なタイミングでのシュートだったがGK正面に飛んでしまう。

20分 グラ 青山が右からドリブルで中に入り左足ミドル。しかし、GKがセーブ。

35分 橘 GKが右サイドに大きくキック。大野と吹ケがヘッドで競るも両者触れず、こぼれを吹ケが拾う。吹ケがパスを出すがこれを体勢を立て直した大野がカット。そのまま中に切れ込んでPA外から左足シュート。低い弾道のシュートがゴール右に決まる。0−2
橘はシュート2本で2点。

40分 橘 エリア内で岩崎がシュートもGKが触り、CKに。

前半は0−2で終了。
シュート数はグラが5本、橘が3本。
CKはグラが2本、橘が1本。
GKはグラが1本、橘が3本。

橘ペースの前半。
橘は相手陣内でボールを失ったらすぐにプレスをかけ、奪い返してさらなるチャンスを狙っていた。
また、サイドのスペースへのロングパスが効果的でそこを起点に攻撃していた。

グラはリズムが悪い。
ハーフウェイラインまでボールを持たせてもらえるが、そこから先のアイディアに欠ける。
少しでもチャレンジしたパスがことごとく相手に引っかかる。
パスを受けに下りて来た選手へのパスばかりで裏を突くパスが少ないのが気になった。
裏を狙えば、たとえ上手くいかなくても相手に裏を意識させ、ディフェンスラインを下げさせれるし、上手くいけば一気にビッグチャンスになる。


後半開始時にグラ選手交代 青山・川崎・森→北野・池庭・澤居


   梶山 北野
 桜井     澤居
   池庭 笹沼
吹ケ 大橋 加藤直 柴田
     小島

となる。
3枚替えで一気に流れを変えようとする。
川崎は前半終了間際に足にスライディングを受けた影響かもしれない。


49分 グラ 笹沼が右の澤居にパス。澤居は勢いよく駆け上がってくる柴田を囮にし、中にドリブルで運んでからパス。PA内で受けた桜井はトラップから素早くシュート。これがバーの下に当たり、弾んだボールを澤居が頭で詰める。1−2
いきなり交代策が当たる。

62分 橘選手交代 堤原→山村 山村がボランチに入り、仙頭が左に。

64分 グラ 左からのCKを梶山がキック。ファーサイドで桜井が競り、こぼれたボールに池庭が長い右足を伸ばして詰める。ライン上にいたDFもクリアし切れずにゴール。2−2
途中出場の2選手がゴールで結果を出す。

67分 グラ 笹沼→桜井と繋がり、スペースへ猛ダッシュする澤居にパス。低く速いクロスに北野が飛び込むもわずかに届かず。

後半開始から攻め続けたグラだが、追いついてから勢いが落ち始める。

74分 グラ 澤居の左足ミドルも上に外れる。

79分 グラ 左から桜井が右足でシュートを放つもGK正面。

87分 橘 自陣からのカウンター。大野のクロスに選手が飛び込むが触れず。

90分 橘 右からのスローイン。エリア内にこぼれたボールを中野が左足でハーフボレーのようなシュート。綺麗にゴール左に決まる。2−3

90分 グラ選手交代 桜井→樽谷

90+2分 橘選手交代 仙頭→則包

2−3で試合終了
後半のシュート数はグラが5本、橘が1本。
CKはグラが3本、橘が1本。
GKはグラが2本、橘が3本。

後半開始からグラはロングボールで裏のスペースを狙うようになる。
最前線の北野が橘のDF裏に走り込んでラインを下げさせ、サイドに投入された澤居が縦のスペースを積極的に突いていく。
後半からガラっと雰囲気が変わった中で早い時間に1点を返すことができ、さらに勢いづく。
さらに、前半やられたセットプレーでやり返して見事に2点差を追いつく。
しかし、ここから攻め疲れたのか勢いがなくなる。
ボランチからサイドに展開するものの、綺麗に崩そうとするあまりボールを大事にしすぎて、大胆さに欠ける。
グラにはダイナミックな攻め上がりが武器の吹ケがいるが、今日はいつものようなキレがなかった。
ボランチもバイタルエリアにスペースがあっても、ミドルシュートを狙ったり、ドリブルで切れ込んだりせずにサイドに広げるパスばかりが目立った。
自分たちの型にこだわらずに攻める姿勢が欲しかった。
攻め倦ねている内に一瞬の隙を突かれ、橘の危険人物中野に勝ち越し点を取られてしまった。
多分後半唯一の橘のシュートが決勝点になってしまい、ボールを回すだけでは勝てないということが身に染みたのではないだろうか。

桜井や梶山のボールキープは素晴らしいけど、ただボールを戻すだけでなく前を向けるようになるともっと怖さが出ると思う。
北野と澤居のがむしゃらなフリーランニングは後半の勢いの象徴だった。
監督の交代の意図を体現していたように見えた。
池庭はセットプレー以外でも積極的にゴールを狙ってほしい。
ミドルシュートを自信もって打てるようになれば、得意のパスももっと活きるはず。

橘はテクニックとスピードとキックが高水準の中野、1年生らしからぬ強さと技術を持つ岩崎が目立った。
中野のアシストとゴールはいずれも見事でした。
サイドの堤原と大野の突破も迫力があったし、矢田貝も雰囲気とパンチの効いたキックがあるGKでした。
なんとかプレミアに残留して、来年リベンジさせてもらいたいものです。


ぐだぐだの前半からの立て直しはよかったけど、ハーフタイム前にピッチ内の選手たちの力で立て直されるようになれたら、きっともっとチームがよくなると思いました。
プレミアの残り試合とJユースカップの戦いに注目したいです。

koshachikansenki at 23:14コメント(0)トラックバック(0)グランパスユース 

2014年09月20日

東山高校に行こうか悩んでいたけど、近場を選んで東海学生リーグを観戦。
しかし、5分遅刻…


1試合目は名古屋商科大学と東海学園大学。

・名古屋商科の2トップ、9番と10番がポストプレーやサイドに開いてボールを受けてのキープが目立つ。そこで時間を作り、サイドに展開しチャンスを作る。
・東海学園は目当ての奥村駿はいなかった。前にボールを運べるが相手の集中したディフェンスに苦戦。しかし、セットプレーから好機を見出し見事に逆転勝利。
・名古屋商科はセットプレーになると集中が切れるのか脆さが出た。後半の途中からは足が止まり、ディフェンダー頼みの守備になっていた。
・東海学園は10番の畠中が素晴らしかった。小気味よいドリブルと正確な左足がよかった。5番金子の強さも印象的。


2試合目は中京大学と四日市大学。

・前半は中京の右サイドの攻撃が目立つ。先制点も右サイドを橋本と小林が崩し、小林のクロスに藤橋が合わせたもの。サイドバックの水野も含め、積極的な右サイドだった。
・四日市は一度スルーパスから5番のシュートがバーに当たる場面があったが、それ以外に攻撃の形はできず。中京の守備がよかった。
・後半に入ると中京の左サイドが鈴木潤のオーバーラップによって活性化される。追加点はその鈴木のクロスから。
・その後もリードを広げた中京だったが、終了間際に2失点。1点目はともかくそれを引きずるような2点目を許したのがよくない。
・中京は小林、藤橋、南部、橋本の前線の4人が強力。技術もあり、しっかりボールも追う。グランパスユースのよう。後ろは野添の高さとカバーリングが効いていて、鈴木の左足のキックと守備力も目立った。GK石井が的確なコーチングで守備を司り、正確なパントキックで攻撃の起点になっていた。試合をしっかり締めれていればよかったが…。
・四日市は10番、7番、8番あたりの技術が目を引いた。反撃がもっと早ければ。


時間が合えば、また大学サッカーも観戦したいです。
もう少しグランパスユースOBが出場してくれたらな…。

koshachikansenki at 18:44コメント(0)トラックバック(0)大学サッカー 

2014年09月14日

だいぶ夕方は涼しくなってきたトヨスポ。
流れの悪いグランパスはホームで立て直したいところ。


グラ

    梶山 青山
 桜井       田中
   池庭  笹沼
吹ケ 加藤直 大橋 高尾
      小島

いつものように前の4人は流動的。
キャプテンは桜井。


セレッソ

   沖野 岸本
西本 阪本 沖原 高田
温井 森下 庄司 堀江
     齋藤

グラと同じ4−4−2だが、中盤はフラット気味。
キャプテンは阪本。


試合開始

1分 グラ DF裏へのボールに完全に抜け出した青山が右足でGK頭上を越すループシュートを狙う。しかし、上に外してしまう。いきなりの決定機を活かせず。

セレッソのプレスが強烈で、グラはいつものような後方からのビルドアップをさせてもらえない。
大きく蹴ったボールをマイボールにできる選手がおらず、流れはセレッソに。

12分 セレッソ 左サイドでオフサイドギリギリでボールを収めると、一度下げてから縦パスを入れる。岸本が抜け出して放ったシュートは小島が弾くも、詰めていた西本がしっかりと決める。0−1

14分 グラ 高尾→髙橋 負傷交代。そのまま右サイドバックに入る。失点シーンの前にだいぶ痛がっていたがプレー続行したものの結局交代。対応が後手に。

22分 グラ 笹沼が針の穴を通すようなスルーパス。受けた桜井が切り返してから右足を振り抜くもがしっかりキャッチ。

28分 グラ 1本の縦パスで抜け出した田中がDF引きつけて中にパス。青山がシュートに行くもDFブロックしてGKが抑える。

34分 セレッソ グラの左サイド深くにボールが出る。大橋と沖野が競り合っているところにGK小島も飛び出すが、GK触れずボールが抜ける。これを沖野が無人のゴールに冷静にシュートを決める。0−2
大橋と小島の意思疎通がしっかりできていなかった。

45分 グラ 梶山にイエロー

0−2で前半終了。
シュート数はグラが2本、セレッソが4本。
CKはグラが2本、セレッソはなし。
GKはグラが4本、セレッソが2本。

セレッソの強さが目立った前半。
去年同様、攻→守の切り替えが早い。
グランパスがボールを持つと深い位置でも追い始める。
繋ぐリスクを避けてグランパスがロングボールを蹴ってセレッソが拾い、また攻める。
グランパスとしてはリスクを恐れずパスを繋いだり、ドリブルで一人交わしたりといったチャレンジが欲しいところ。


後半選手交代はなし。

後半開始

開始からグラは長いボールを入れてくる。
前から追って、ディフェンスラインを高く押し上げてくるセレッソの裏を狙う。
そして、ラインを下げさせてパスを繋ぐような意図が見えた。

51分 グラ選手交代 田中→澤居

62分 グラ選手交代 池庭→北野 梶山がボランチに入り、北野はFW

72分 セレッソ 沖野が味方をフェイクに強烈なミドルシュート。GK正面に飛ぶも、小島は弾くのが精一杯。

73分 グラ選手交代 笹沼→森 桜井がボランチ、森がFW

74分 セレッソ選手交代 岸本→井上

79分 グラ 桜井のパスを受けた北野のシュートは戻って来たDFがブロック。

84分 グラ 左CKを森が低いボールを入れる。こぼれたところを吹ケがシュート、これがDFに当たりファーにこぼれる。フリーで走り込んだ桜井がシュートをDFに当てながらも決める。1−2

86分 グラ ロングボールをセレッソGK齋藤がエリア内ぎりぎりでキャッチしようとするも目前で北野がボールをかっさらう。中にパスし、これを澤居がシュートするも、勢いが弱くカバーに戻った庄司がライン上でクリア。

86分 セレッソ選手交代 西本→立石

88分 セレッソ選手交代 阪本→上畑 キャプテンは庄司に。

90分 セレッソ 井上がPA内に抜けてくるも、シュートは外。

90分 セレッソ選手交代 堀江→平野


1−2で試合終了。
後半のシュート数はグラが4本、セレッソが4本。
CKはグラが4本、セレッソが2本。
GKはグラが5本、セレッソが6本。

後半開始から攻撃の狙いを変えたグランパスだったが、勢いは続かず。
選手交代で前線にフレッシュな選手を投入するも、効果が薄かった。
84分に桜井のゴールで1点差に追い上げ、やっと雰囲気が変わったが、直後の決定機を逃してしまい、セレッソの逃げ切りを許してしまった。

前半飛ばしていたセレッソの足が止まる前にまずは1点を、と思いながら見ていたが、負けているという必死さが見えなかったのが少し残念。
もっと早くに1点取れば、というのが率直な感想。
リードを許している場面で、流れを変えられるようなプレーが出なかったのが寂しい。
また、セレッソの厳しいプレスを主審がファールをとらないことに多少イライラしているように見え、若さも垣間見えた。
個人的には右サイドバックの高尾が早い時間で負傷交代を余儀なくされたのが大きかったかなと思います。
右サイドからの攻撃の回数が少なかったし、右サイドでのスローインの呼吸が合っていなくて、こういうところもペースを掴み損ねた原因の一つかなと思います。

よかったのは桜井。
強気なプレーでチームを鼓舞していたし、ゴールには執念を感じた。
ボランチでも及第点のプレーだったと思う。
でも、個人的にはFWで勝負してほしい。
あと、苦しいときに周りに声を掛けれるようになれるキャプテンになってほしい。

セレッソはよく鍛えられているという印象。
攻守の切り替えの早さは圧巻。
グランパスが少しでもボールを下げるとラインを押し上げ、全員でボールを奪う意識が高い。
前の4人はよく走れるし、スピードもあるし、ガッツもある。

個人的によかったのは沖原と庄司。
沖原はよく潰し、よく拾い、よく繋ぐボランチ。
グランパスの池庭・笹沼コンビに仕事をさせなかった。
「ミキティ」庄司は雰囲気のあるCB。
冷静で対応に誤りがない。
去年見たときは足元が微妙かと思ったが、フィードでチャンスも演出していた。
9番がよく似合っていた。


流れがよくないグランパスがここからどう立て直すか注目してます。
まずは1勝することが大きいと思います。

koshachikansenki at 12:08コメント(2)トラックバック(0)グランパスユース 
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