グランパスユース

2016年06月27日

今回は備忘録

・日陰に入ると涼しさもあるけど、ピッチ上は日差しがきつく、暑そう。
・グラは右SBに三浦、CBに藤井を起用。エース深堀は欠場。残念。
・大津は3−4−2−1。4バックのイメージが強いので驚き。
・序盤はグラが押し込み、大津は落ち着きがなく、大きく蹴るのが精一杯。
・ショートコーナーからフリーの金のヘッドはGKが弾き、クリア。それを拾い、左から杉田のアーリークロスにフリーの青山がヘッドを決める。完全に大津の集中力が切れてた。
・失点で目が覚めたのか大津がリズムを掴む。3バックの左に位置する5番からの左足でのダイアゴナルフィードが効果的で、9番、7番、10番が流動的にDFの間から裏を狙う。
・さらに大津の攻撃はフィードだけでなく、グラDFが引いているときは、中盤でワンタッチで横パスをつないで、隙を見つけてワンタッチで裏へのパスを狙ってくる。このフィードとワンタッチパス交換にグラは苦しめられる。
・しかし、グラが青山の一発フィードから金がGKより先に触りゴール。
・前半ロスタイムに大津がワンツーを使った攻撃であっさりとゴール。2−1で後半へ。グラとしては余分な失点だったが、試合内容からすればリードして折り返せるだけでも御の字。
・後半はグラがまたも攻め込む展開もゴールまでは至らず。ここで追加点が欲しかった。
・すると、大津がまたもワンツーからの突破でゴールし、同点に…。
・さらに、大津が自陣でグラのプレスをワンタッチパスでトントントンとかわして、一気に裏へフィード。完全に裏を取られ、GKとの1対1を難なく決められ、逆転される。
・まさかの逆転を許し、攻めたいグラだが足が止まり始めて攻撃の糸口すらつかめない。そんな中で大津に追加点を奪われてしまう。
・自陣でボールを持った梶山がパスの出しどころがなくなる場面があったが、この日のグラを象徴していた気がする。サポートの動きやパスをもらいに来る動き、裏を狙う動きが少なすぎた。
・途中出場のジョナタンがゴールを決めて1点差に追い上げるもここまで。ジョナタンをもっと早く出場させて、前線を活性化させてもよかったかな。
・試合中に修正する能力を高めてほしい。同じ形からのピンチが多すぎる。DFラインはコーチングもカバーリングも不十分だった。慣れないメンバーで組むならいつも以上にコーチングしないと意思疎通ができるわけがない。
・攻撃は個人頼みの印象があった。連動した攻撃も観てみたい。
・大津は個々もしっかりした技術があり、攻撃の形もしっかり持っている。また、高体連らしく走り負けないグッドチーム。前の3人は強力だし、両サイドも運動量ある。後ろからのフィードも武器になっていた。

2−0からの逆転負けは悔しい。
観てる身でこう感じるのだから、選手たちはもっと感じていることでしょう。
ここからの挽回に期待するしかない。

koshachikansenki at 22:26コメント(0) 

2016年05月02日

今年初のプレミア観戦。

グラ

   杉本 金
杉浦       田中
   原田 杉田
横山 青山 菅原 吉田
     田渕

梶山、深堀、宮島が怪我らしく欠場。
キャプテンは田渕。
3年生が5人、2年生が5人、1年生が1人。


広島

     明比
    山根 満田
 村山 川村 力安 川井
  里岡 仙波 東野
     大迫

もちろんトップと同じ3−4−2−1
キャプテンは力安。
3年生が3人、2年生が8人。



キックオフ

6分 広島 川井がルーレットで相手をかわし、裏のスペースへパス。田渕が飛び出し触るも、こぼれを拾った明比がGKを外して、エリア外からシュート。しかし、狙い過ぎたのか外れてしまう。

9分 グラ 杉本が相手陣のPA付近でボールを奪い、左足一閃。低く速いシュートだが、大迫が素晴らしい反応で弾き出す。さすが代表。

15分 グラ 田中がPA右でキープから左足で中にボールを入れる。これを杉本がしゃがんでスルー。中央の金がこれを慌てずにしっかりトラップし、右足ボレーを丁寧に決める。1−0

17分 広島 カウンターから左を回り込んだ満田の左足シュートはサイドネット。

23分 広島 川村の右CK。ファーで里岡がボレーで合わせるもGKが弾く。しかし、これが再び里岡の前にこぼれ、今度はしっかりと決める。1−1

25分 広島 高い位置で奪った川村がそのままの勢いで左足ミドルもGK正面。

39分 広島 山根が左でボールを受けてドリブル。対峙した菅原をかわして左足シュートも外。

42分 広島 右クロスが流れ、左から村山がクロス。山根がヘッドも田渕がしっかりキャッチ。

43分 広島 川村がグラウンダーのミドルシュート。これは田渕が体を倒してキャッチ。


前半終了。
シュート数はグラが2本。広島が9本。
CKはグラが1本、広島が4本。
GKはグラが9本、広島がなし。

スタッツ通りの前半。
序盤は前からのプレスがうまくはまり、グラにチャンスがあり、その流れで先制点を挙げる。
しかし、セットプレーで簡単に失点すると流れは広島に。
マイボール時に川村がDFラインに下がり、4バックを形成し、仙波と川村を中心にボールを動かす。
グラはボールの取りどころを絞れず、走り回される。
さらに、ボールを奪えたとしても、広島のプレスに焦り、イージーなパスミスや判断ミスが散見された。
奪ったら広島の裏にボールをシンプルに入れるとか、サイドに預けて田中と杉浦のドリブルで打開するとか、攻め方をチームで意思統一させたい。


後半開始

50分 グラ 杉田が山根にスライディングでイエロー。

52分 グラ 田中が中央をドリブル。引きつけて杉浦にパスも、寄せられてシュート打てず。

56分 広島 右からのクロスをファーでフリーの村山がトラップからシュートも上に外す。

58分 グラ 田中が外を上がってきた吉田にパス。クロスを上げると、ファーサイドの金がインサイドボレー。しかし、これはバーに当たる。

60分 グラ 吉田がDF裏へロブ。杉本がGKより先に触るもDFクリア。

61分 グラ 杉田が左からドリブルで切れ込みシュートもDFブロック。

74分 広島 左から満田が中に入り右足シュートも上。

77分 広島 川井が右サイドを突破し低いクロス。これに満田が合わせる。1−2

77分 グラ選手交代 杉浦→北邑 北邑が右、杉本が左、田中と金がFW。すぐに金をトップ下にし、田中のワントップに。

83分 広島 川村の右CKに村山ヘッドも外。

88分 グラ選手交代 杉本→兵藤

89分 グラ 原田のFKがPA内でこぼれて田中がシュートもGK大迫がキャッチ。

90分 広島選手交代 明比→藤原


1−2で試合終了。
後半のシュート数はグラが4本、広島が6本。
CKはグラが3本、広島が2本。
GKはグラが8本、広島が2本。

後半はグラが前に出るようになり、試合を動かそうと走る。
58分の金のシュートからグラの流れが来ていたが、決定打に欠けているうちにグラの前と後ろが間延びし始め、広島が息を吹き返す。
失点シーンは、その前から杉浦の足が攣ったのかプレーができない状況で交代選手を用意していたが、ボールがなかなかアウトにならず、結局失点してしまった。
途中グラボールになったときに外に蹴り出せば、と悔やまれる部分もある。
逆転されてから攻めようにも局面での戦いで勝てず、そのまま試合終了となった。

1対1の勝負、セカンドボールへの反応、状況判断…
まだまだ改善できるところはあると思うので、まだまだ強くなれるということだと思う。
この試合を糧に次をどう戦うかが重要。

よかった選手は金、杉田、杉本、青山、菅原。
金はゴールシーンの落ち着きぶりがストライカーらしかった。
慌てずにしっかりゴールを決めれる選手は頼もしい。
ポストプレーもできるようになるとさらに頼もしい。
杉田は運動量、切り替えの早さが抜群。
奪ったと思ったら、ゴール前に飛び出そうとしていて、驚かされる。
ボランチとしてもっとボールを落ち着かせれたらさらによかった。
杉本はボールの追い方がうまく、相手のパス出しを潰そうと奔走していたのが印象的。
華麗なレフティなイメージが強かったので、知らなかった一面が見れた気がする。
青山と菅原は、静の青山、動の菅原、と言えるぐらいいいコンビだった。
冷静にインターセプトや1対1の対応を見せる青山と、よく声も出て、ガツガツ相手に詰めていく菅原がチームを支えていたように見えた。
あとは、もっと強気な縦パスを見せてもらいたい。

梶山と深堀の不在でキーになると思っていた田中だが、自分がやらねば、という気持ちが多少うまくいってなかったように見えた。
彼のドリブルはなかなか止められないので、もっとリラックスしてプレーしてほしい。


広島では川村、大迫が印象的。
川村はDFラインまで下がり攻撃を組み立て、隙を見てどんどん前に出てくる。
セットプレーのキックも高精度。
キックの自信があるからだろうが、ミドルシュートも積極的に狙う。
サイズもあるので楽しみな選手。
大迫は抜群の存在感を誇るGK。
杉本のシュートを止めたセービングは見事。
判断で怪しいところもあったが、迷うなら飛び出すという感じのプレーは豪快で、若いうちはこうでいいと思った。
広島は、DFラインでボールを奪われても大迫がいれば止めてくれる、という空気があり、それが後ろでの大胆な組み立てにつながっているように感じた。


天気のいい日の観戦はいいですね。
次に観戦するときも天気がいいことを願ってます。

koshachikansenki at 12:15コメント(0)トラックバック(0) 

2016年02月27日

Jリーグ開幕も気になるけど、ユースも気になる。
ということで、トヨスポへ。

グラ

   深堀 杉浦
杉本      田中彰
   杉田 林
横山 原田 梶山 吉田
     田渕

キャプテンは10番CBの梶山。
10番でCBなんて津田真吾以来かな。


得点経過

5分 グラ 右PA角でボールを持った杉本の前が一瞬空き、左足一閃。ニアサイドにシュートが突き刺さる。振りの鋭いグッドシュート。1−0

10分 グラ 杉田が深堀とワンツーでPA内に侵入。トラップしたところを倒されPK。これを杉田自らが決める。杉田の推進力が光った。2−0

18分 藤枝東 7番の右CKを中央で3番が右足で合わせる。マークがルーズだった。2−1

前半は2−1でグランパスがリード。
深堀、杉浦、杉本、田中の4人が流動的に入れ替わりながらチャンスを演出。
特に、深堀のスピードとゴールを狙う意識の高さ、田中の細かいタッチでのキープとドリブル突破が目立った。
中央では杉田が猟犬のごとくボールを狩りまくる。
鋭い読みと鋭い出足で少しでも高い位置でボールを奪おうとする姿勢がいいし、実際に奪い切れる粘り腰がある。


後半

46分 グラ 相手GKがCBに出したパスに猛然と杉田がプレス。奪い取り、そのままドリブルから落ち着いてゴール。連動したプレスも見事だし、簡単にシュートを決める冷静さも見事。3−1

75分 グラ 途中出場の宮島が相手陣内でパスカットし、味方に預け、そのまま走り込む。リターンパスを受けると、GKをしっかりと見てシュートを決める。これも奪ってからの一気のゴール。これまたシュートの上手さが見事。4−1

78分 グラ 深堀から前に上がっていた吉田にパス。吉田はワンタッチで横の梶山にはたき、梶山はトラップでDFをずらしてから右足シュートを決める。5人ぐらい連動してそうな綺麗な崩し。5−1

5−1でグランパスの勝利。
前半から高い位置からのプレスをかけていたグラだけに、体力が持つかが気になったが、なんとか最後まで走り切った。
ボールを失えば、相手陣深くてもプレッシャーをかけ、繋ごうとするボールに杉田らが襲いかかる。
奪ってからはDF裏を積極的に狙う動きが多く、相手ラインを下げさせる。
攻守に運動量が求められる、若さ溢れるサッカーだった。
見ていて80分があっという間に感じられた。
ディフェンスラインの組み合わせがうまくいけば、プレミアでもいい結果が残せると思う。
後半から出場し、フィードと冷静な対応が光った青山が中心になるとは思うが…
あと個人的には、シュートレンジも広く、積極的にゴールを狙う意識の高い深堀はFW固定で見たいです。

また早く見たいと思わせるようなサッカーが見れて幸せでした。


帰宅後は情報遮断していたJリーグ開幕戦のグランパスとジュビロの試合を録画観戦。
先制するまではヒヤヒヤでしたが、徐々にグラも自分も落ち着きを取り戻しました。
トップの試合も観に行きたいし、サテライトリーグも行きたい。
もちろんユースも。
無理しない範囲で観戦していきます。


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2016年02月01日

今年初のトヨスポへ。
京都サンガとの練習試合を前半のみ観戦。

前線は深堀の存在感が抜群。
今まではスケールのあるサイドアタッカーというイメージだったが、最前線に位置する時間が多かったこともあり、野性味あふれるストライカーに変貌していた。
シュートコースができたら、積極的にゴールを狙う姿勢が強く感じられた。
トップチームへの練習参加で結果を出した田中彰馬と攻撃の核になるはず。

後ろはどのような組み合わせになるか楽しみ。
菅原は初めて見たけど、長いボールを蹴れて、サイズもまだ大きくなりそうで楽しみ。
一番驚いたのはバネ。
跳躍してから、さらにひと伸びするようなジャンプからアスリート能力の高さが垣間見れた。
どう育てていくか、どう育つか目が離せない選手。


新チームの立ち上がりはいつでもワクワクするものです。
今度はしっかりメモしながら観戦したいです。

koshachikansenki at 10:47コメント(0)トラックバック(0) 

2015年11月30日

忘れないうちに書いておきました。
もはや備忘録。

加藤大智(1)…フィールドプレーヤーと遜色ないパス回しでビルドアップに貢献。大量リード後もしっかりコーチングの声が出ていた。シュートへのポジショニングもよく、ほとんどのシュートを正面で抑えていた。
加藤直生(6)…逆サイドの吹ケよりもバランス重視だが、攻撃に絡むときは思い切りの良さが目立つ。田中や川﨑とのパス交換でオーバーラップを仕掛ける。サイドの守備はまだ改善できそう。
池庭諒耶(8)…CBでのプレーは初めて見たが、予想以上によかった。相手FWがトラップした瞬間を狙う巧さが目に付いた。プレスにも動ぜずにボールを動かせ、隙あらば縦へも狙う。中盤でボールを追い回すより、後ろでどっしり構えているほうが合ってるかもしれない。ボランチやセンターハーフよりアンカー向きかな。
青山夕祐(26)…慌てずに冷静な守備ができていた。行ける時は積極的に前にボールを配球する度胸もある。体が強くなってくればさらに楽しみ。
吹ケ徳喜(11)…急加速と急ブレーキのキレで対面を圧倒し、左サイドを制圧。ドリブル、ワンツーととにかく仕掛け続けて、「戦術吹ケ」とも見えるほどの存在感。サイドバックの位置からあれだけ自分で打開できる選手は貴重。ガンバの内田裕斗を思い出させる。
川﨑健太郎(4)…ビルドアップではディフェンスラインまで下りて組み立て、出れる時は高い位置をとり、パスを配球。リズムを生み出せる選手。プレースキックも正確。梶山が前に出てきた時も高いポジションのままだったことが何度かあったけど、相方の動きを見てバランスも取れるようになってほしい。
梶山幹太(14)…チームの黒子役にして心臓。中盤を動き回り、味方のパスコースを作り、敵のパスコースを消す。周りの状況がしっかり頭に入っているからか、パスを受けて前を向ける時に前を向ける。積極的なミドルシュートの意識はいいが、精度を上げてほしい。
田中彰馬(18)…右サイドで多彩なフェイントを武器にアクセントをつけるドリブラー。だが、ドリブルだけでなく、周囲を見てパスを出せる賢さも併せ持つ。クロスやシュートの質は高める必要がある。
深堀隼平(12)…スピードに乗ったドリブルでチャンスを演出。まだ粗削りというか、素材というか、原石というか、高体連っぽいというか、そういう感じを受ける。つまり、まだまだ伸びそうな雰囲気が抜群。ゴールシーンは崩し方もフィニッシュも高次元。
杉田将宏(34)…この日一番の発見。決定機を3、4度逃したり、相手DFに力負けしたりと課題は多いものの、運動量が脅威的。試合開始から終了までプレスをかけ続けれるのもすごいが、それ以上にひとつのプレーが終わってから次のプレーへの切り替えや連続性が目立っていた。冷静なフィニッシュをできればさらに期待できそう。
北野晴矢(9)…自陣のFKからのボールでDFの背後を取り、PK獲得&相手を退場させるビッグプレーで試合を決めた。常にDFと駆け引きし、裏を狙う姿勢が相手にプレッシャーを与えていたのは間違いない。ハットトリックという結果が素晴らしいのはもちろん、前からのプレスでもチームを助けていたのが見逃せない。和製佐藤寿人になれる選手だと思う。

交代出場選手は割愛させていただきます。


セレッソでは岸本、斧澤が印象に残った。
岸本はパワフルなボールキープで起点になろうと奮闘。プレスも迫力ある。
斧澤は中盤での効果的なポジショニングで人数少ないチームを支えた。
守備ではスペース、パスコースを消し、攻撃ではよく受けて捌いていた。

koshachikansenki at 20:57コメント(0)トラックバック(0) 
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